少し前の農水省データになるけれど、日本人の食肉消費量(牛・豚・鳥肉)って平成12年度をピークにずっと減少傾向だったのが、21年度以降、ピーク時の消費量に戻りつつあるらしい。
でも牛肉だけは、BSE問題などもあって減少トレンドのままらしいのです。
普段、吉野家や松屋などで案外食べてるつもりなんですけど、実際は減っていると。
そうなのか。
これはなんとかしないといけないな。(何が?)
酪農家の知り合いもいることだし、もっと牛肉を食べねばならぬ!
焼き肉では豚肉も鶏肉も野菜もいらない!上カルビとロース、ハラミ三昧で食べてやる!
父さん、母さん、そして社長、ごめんなさい。俺、少しの間、偏食する!
で、でも、一人焼き肉はチト寂しい。ハイベロシティのいつもの顔ぶれもなんだかなと。
誰か一緒に行く人いないかな・・。
えーと、だいぶ前振りが長くなりました。
そんな時に使える便利なアプリがあるんです。Facebookを活用したソーシャルな焼き肉マッチングアプリ「肉会」です。
サービスの特徴は、facebook上でアプリをインストール後、友達同士でペアになり、プロフィールを登録。翌日より毎日12時になると、肉会から相手候補者が1組紹介されます。あなたからの「肉会オファー」に相手ペアが承諾をすれば肉会成立です。 (勿論、逆もあり!)その後、成立したペア同士で開催日時・場所を調整すれば、晴れて4人で焼き肉を食すという運びになります。facebook上なので、実名&ペアで参加するからとても安心〜。
このサービス、同じソーシャル関連事業に携わるものとして、肉会アプリの裏側についてとても興味が湧いたので、早速、運営している代表の方に会い、根掘り葉掘りお話を聞いてきました!(本当の目的は必勝法知りたい・・・)
ちょっとドッキリ!肉会代表はあちゅうさん!
お時間頂いたのは「はあちゅう」こと伊藤さん。美容クリニックとドクターコスメの格安クーポンサイト – キレナビの編集長でもあり、数々の著書も手掛ける、きれいなお姉さん!
会う前にfacebookでお顔は知っていましたが、うん、軽く緊張〜。では早速お話聞いてきたいと思います。
Q:皆さんに聞かれることだと思いますが、そもそもなぜこのサービスを個人でスタートさせようと思ったのですか?
はあちゅうさん:私が焼き肉大好き!というのもありますが、何か自分で手掛けるサービスがやってみたかった。また、ソーシャルの広がりも体験してみたいなと。もう一人のパートナーのジョー・ロース(共同代表のクリエィテブディレクターさん。素晴らしいHNだ!)と、打ち合わせを繰り返し、肉会サービスを立ち上げることになりました。
Q:サービス構想からロンチまでの期間ってどのくらいかかりました?
はあちゅうさん:ミーティングを繰り返し、やるぞ!と宣言してからサービスロンチまではおよそ半年間かかりました。
Q:ロンチしてはや8ヶ月を経過しました。当初描いていたロードマップ通りの広がりになっていますか?
はあちゅうさん:おかげさまで約2万人のユーザーに登録していただき、肉会成立数も4,100組を超えました。成約率も20%前後を推移しています。
ただ正直、会員数に関しては、もっと伸びている予想をしていました。私のTwitterのフォロワーが26,500人ほどいて、そこからの流入数が伸び悩やんだことを考えると、思っていた以上にfacebookユーザーが少ないのかなと感じています。
特に首都圏を離れるとまだまだなんだなぁと実感しています。
勿論、金銭的な面で、プロモーションコストをかけられない事情もありますが。
Q:なるほど。運営とかも大変そうだ。。。
はあちゅうさん:そうですね。ただ私自身、日中は、キレナビの業務を行う一社員として働いているので、打ち合わせなどは夜もしくは土日でやっています。また、普段の対応は学生のボランティアスタッフが対応してもらっています。
Q:昨年10月より始まった関西エリア向けサービスをはじめ、iphone appのリリース、数ヶ月先にはAndroid app版のリリースを控えています。下世話な話ですが、同業としてサービスを拝見させていただきますと、案外お金もかかっているのではないかと。。。
はあちゅうさん:確かにそうですね。。。
なので、どなたがこの肉会をもっと大きくしてくれるパートナーさんを探しています!!(どなたか興味あれば、是非、直接ご連絡を!)
Q:最後に、ユーザーの皆さん、そして、まだ利用されていないユーザーさんに一言!
はあちゅうさん:肉会サービスを通して、男女問わず普段なかなか出会うことはない様々な業界の方と焼き肉を食べながら、日常にはない「わくわく感」を体験してもらえたらと思います!
と、だいぶ駆け足なインタビューになってしまった。猛省。
お話を聞いて感じたのが、事業計画ありきではこのサービスは絶対立ち上がらなかったであろうと。つまり、時としてビジネスは、パワーポイントの事業計画書ではなく、これ面白そう!とかでスタートするビジネスもあるということ。
ポイントはやってみようと動き出す「行動力」。これを持っている人はとても少ない。なぜなら「リスク」があるから。リスクがあるなと思ったら、基本的にその場の酒のつまみ的なネタで終るから。
その点、肉会サービスは、いろいろ「リスク」を感じつつも「やってみよう!」という想いでスタートした。
スタートしたことはもっと評価されるべきだと思う。
今も収益源は全くない状態で大変だとは思いますが、きっと「明日」があるサービスだと思います。頑張ってください!
最後に皆さんも肉会アプリを使ってみないか!的に締めにしようと思ったが僕が肉会アプリを使っている活動報告などを追記。
僕の周りでも何人かの利用ユーザーがいて、現実的にペアになり焼き肉屋で突進している。そして、僕らにもなんとF女学院大学生さんからオファーをいただいたのが1月中旬。しかし、残念なことにパートナーのY君と僕の日程が会わず、連絡が途絶えてしまった。正直な話、こんなおじさんにオファーしてくれる変わった方はいるわけないなと思っていたので、もうびっくり!47歳なのに軽く小躍りしてしまった!
で、気づいた。
あ!これが、はあちゅうさんがいっていた日常にはない「わくわく感」なのだなぁ。
この一連の出来事をとやかく言う方もいるかも知れないが、2013年度初の「わくわく感」であったことは嘘でないのだ!
今度は是非、実際に焼き肉食いながらわくわくしたいぞ!
それまでは偏食は止めておこうっと。(牛肉の消費量増加貢献はそれからで・・・)
★ソーシャルな焼き肉マッチングアプリ「肉会」 http://nikukai.jp/