いやはや、これは意外や意外。BizReportも「Can you believe it?(これ、信じられる?)」と言っています。
この調査を行ったのはVouchercodes.co.ukで、報告書には幅広いジャンルで女性の方が男性よりもECについて前向きである、と書かれています。
特に興味深いところを見てみましょう。
Future of Online Retail
性差
衣服、食品雑貨、美容品、電化製品、エンターテイメント製品を全てECで買ったことがある女性は19%であるのに対して、男性は13%に留まることが分かりました。
特に差が大きかったのは衣服で、男性は27%が購入したことがないのに対し、女性は19%でした。
ショッピングカテゴリー
ECは世界的に広がってきましたが、実は意外とユーザーに不満をもたれています。特に家具は48%、食品雑貨は45%、美容品は44%の満足度しかありません。
一方、エンターテイメント製品やDVD、CDは86%のインターネットユーザーが満足しています。
トランザクション障壁
ECを利用する上で大きな障壁となるのは2つあります。
1つは製品が届くまで物理的に触れない(40%)ことです。(注釈:エンターテインメント製品やDVDであれば大きな問題にはなりませんが、衣服や家具などは、こうした問題が大きいでしょう)
もう1つは情報の欠如(33%)です。(注釈:これは物理的に触れないというのが原因の1つかと思います。実際に触らないとわからない情報は、結構ありますからね)
これらは『Why women could be the future of online retail(Vouchercodes)』を一部抜粋し、翻訳したものです。
まとめ
女性の方がECに前向きだというのは意外なところです。こうしたデジタルなことは男性の方が利用していると思っていたのですが、考えを改める必要がありそうですね。
また、実際に試着をしてみたり、触ってみないとわからない製品は、やはりまだECで買うのに不満感があるようです。確かに私も思い返すとECで買ったものはデジタル機器や本ばかりです。衣服などは実際に試着して決めたいので、ECでは手を出しづらい感じがあります(もしかしたらこれが性差かもしれません)。
みなさんはECでどんなジャンルのものを買っていますか?
(Photo: Candy Shop by Klearchos Kapoutsis)