今回はKinveyが公開したインフォグラフィック『APPS & ORANGES』を見て、App StoreとGoogle Playについて学んでみましょう。
APP & ORANGES
二大アプリストアといえばAppleのApp Storeと、GoogleのGoogle Playです。実はこの2つだけで、全アプリのダウンロードシェアの93%近くを占めています。しかも93%というのも少し考えもので、Google Playが75%、App Storeが18%となっています。単純計算で4つのうち3つはAndroidアプリということになりますね。
しかし、収益面ではこれが逆転します。App Storeは日に510万ドル、Google Playは日に110万ドルの収益を生み出しています。App Storeのダウンロード数はGoogle Playの1/4程度にも関わらず、5倍の収益をあげていることになります。Appleユーザーの課金率がいかに高いかわかりますね。
最も人気のあるアプリカテゴリーは、App StoreとGoogle Playの両方でゲーム&エンターテインメントとなっています。2番目はApp Storeで学習コンテンツ、Google Playではパーソナライズコンテンツとなっており、それぞれのプラットフォームの特徴が見え隠れしますね。
打って変わって、iPhone、iPad、Androidストアの成長率が最も高い国は、iPhone=日本(138%)、iPad=ロシア(143%)、Android=韓国(94%)となっています。ちなみに日本はiPad、Android両方で2位の座に位置しており、スマートデバイスが急速に普及している様子が窺えます。
今度はアプリストアの検索エンジンの話です。検索エンジンにはGoogleに一日の長があります。たとえばHOTWLS(ホテルのミススペル)で検索をかけた場合、App Storeではひとつもヒットしませんが、Google Playでは15630件ヒットします。これはGoogleの自然言語処理の賜物と言えるのではないでしょうか。
他にも多数興味深い情報がありますので、インフォグラフィックをご覧下さい。
See the complete App Store vs Google Play Comparison Chart
From: Kinvey Backend as a Service
(Photo: Listen by Johan Jarsson)