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Facebook、ニュースフィード広告にユーザーフィードバックを反映させるアップデートを発表

Facebookは、ニュースフィードアルゴリズムをアップデートすることを発表しました。今回のアップデートはニュースフィード広告に、ユーザーのフィードバックを反映させるアップデートです。

広告を提供しているページ管理者はぜひご覧下さい。

フィードバックに基づいたニュースフィード広告アルゴリズム

Facebookは、これまでもNews Feed FYIにおいて「ニュースフィードの最終的な目標は、その人に最適なコンテンツを表示すること」だと述べてきました。

その上で、以下の4つの要素がニュースフィードに反映されるシグナルとして利用していることを明言しています。

  • 友達・ページ・ユーザーの交流頻度(いいね!やコメントなど)
  • その投稿が獲得した“いいね!”・“コメント”・“シェア”の数
  • 過去に、その投稿と類似したものに反応を示したか
  • 過去に、ユーザーや投稿に対してネガティブフィードバック(投稿を隠すなど)を行ったか

今回newsroomで公開された『News Feed FYI: More Relevant Ads in News Feed』では、広告も同様の考えだということが、改めて示されました。

ニュースフィードの目標は、その人にとって最適なコンテンツを届けることにあります。ニュースフィード広告における目標も同様です。

今回発表されたアップデート内容は、ユーザーから受けた広告へのフィードバックを重要視するものです。フィードバックには、2種類あります。

  • ポジティブフィードバック:いいね!、コメント、シェアなど
  • ネガティブフィードバック:記事を非表示にする、スパム報告をする、いいね!を外すなど

例えば、ECサイトの広告へ、よくネガティブフィードバックを送る人のニュースフィードでは、ゲームアプリの広告が表示され辛くなります。逆に、ポジティブフィードバックを行う人は、ECサイトの広告がよく表示されるようになります。

このアルゴリズムによって、ユーザーにとっては興味のない広告を見なくてもよくなり、広告主側からすれば興味を持ってもらえる人に見られる可能性が高くなるため、双方にとってメリットがあります。

この変更は、数週間のうちに全世界に向けて反映されます。

どうするべきか?

投稿を行って、ネガティブフィードバックを受けないのは、なかなか難しいことです。EdgeRank Checkerの調査によれば、投稿のリーチあたり0.03%のユーザーがネガティブフィードバックを行っているとのこと。特に自分が自発的にフォローしたわけではないページの広告では、この割合が高くなることも考えられます。ターゲティングを行うことも大事ですが、ある程度のネガティブフィードバックは受け入れるべきでしょう。このフィードバックによって広告が表示されるユーザーが最適化されるわけですから、むしろその点に注目した方が前向きです。

つまり、ページの趣旨に沿った投稿を行い、いいね!してくれたファンの期待を裏切らないこと。ファンから多くのポジティブフィードバックを得ることによって、ファンの友達があなたのページを認知してくれます。焦らず、有益な情報を投稿し続けることが、広告の効果を最大化するのです。

それでは、また続報が入り次第、ご報告いたします。

(Photo: Self Snitch by Poster Boy)

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