FacebookはNews Feed FYIで、友達の近況の更新(テキストベースの投稿)の表示が増え、ページの近況の更新は表示減少するアルゴリズムを適用したことを発表しました。
ブログの内容によれば、友達の近況の更新は多くのインタラクション(いいね!・コメント・シェア)を獲得した一方、ページの近況の報告はリーチしても、あまりインタラクションを獲得できなかったため、表示の減少に踏み切ったとのことです。
ただ、ページのファンが望むものにもよると前置きした上で、多くのページの場合はリンク・画像付きの投稿の表示が増える可能性も示唆しました。12月のアップデートは、リンク付き投稿の表示を増やすアップデートでした。投稿したリンク・画像付き投稿のリーチは伸びやすくなることが予想されますね。
参考までに、今朝行った投稿のリーチは、12月のアップデートと直後の投稿と比較すると1.8倍ほど増えているようです。2013/12/10 – 2014/1/20の投稿の平均リーチは2.4k、下の埋め込んだ投稿のリーチは4.4kとなっています。
同一ウェブサイトのリンクばかり投稿しているとリーチが下がる可能性がEdgeRank Checkerが指摘していますが、別のサイトのリンクを投稿したときに比べても増えていますので、ページ管理者の方にとっては朗報かもしれません。
一方でEdgeRank Checkerがブログで「ページの信頼性」も関係しているかもしれないと述べたように、他の要素も絡んでいると思われますが、多くのページのリーチを減少させたことも事実です。大きくリーチが下がっていた場合には、今のFacebookの運用方針が正しいのか、コンテンツ戦略を見直してみましょう。
リンク付き投稿を行う際はメタデータを消してはいけない
Facebookはブログ内で、投稿を行う際に、メタデータ(サムネイルやディスクリプション)を消してはいけないとしています。これはサムネイルによる視覚的な効果や、ディスクリプションによる内容の説明などが、インタラクションに大きく関わってくるためです。
以下の画面で×ボタンを押すとメタデータが無いまま投稿されてしまうので気をつけましょう。