『ブログで書くことに困った? それならBLOG TOPIC GENERATORを使ってみよう!』で決めた今週のブログのお題3回目、今回は『SEOを実践する際に読むべき15のブログ』です。
正しいウェブサイト運用には、正しいSEO知識が欠かせません。効果のあるウェブサイト運用には、正しいSEOが必須です。
今回はSEOにもウェブサイト構築の際に必要となる知識、マーケティングの際に必要となる知識を身につけられる記事を集めました。ここにある記事を読めば、きっと時代に即したSEOの知識が身に付きます!
ウェブサイト構築の際に読みたい記事
1. SEOとユーザビリティ
株式会社イードの運営するU-Siteの記事です。
タイトルの通り、SEOとユーザビリティの関係についてですが、SEOの本質について、もっとも簡単に書かれた記事だと思います。
検索エンジンの目的は、ユーザーが投げてきた質問に対して、最善の解決策を提示することにあります。その目的を達成するために検索エンジンに導入されたものがアルゴリズムであり、SEOとはアルゴリズムに最適な施策をウェブサイトへ打つことです。
これを言い換えれば、SEOとはユーザーの質問に答えることなのです。
2. 【SEO図解】ノンエキスパートのためのGoogleアルゴリズム構造図(ハミングバードとは?)
WEB戦略ラウンドナップさんの記事です。
最善の解決策を示すための、Googleの検索エンジンアルゴリズムはどうなっているのか?というインフォグラフィック。具体的なSEOを専門家に任せようと考えている方でも、検索結果を決める流れは知っておく必要があります。なぜなら、専門家の立案した戦略が効果があるものなのか、さらにはSEO上正しいものなのか、判断することができないからです。
まず、Googleはインターネット上を徘徊して、クロールという作業を行い、ウェブページをインデックス化します。インデックス化はGoogleという巨大なデータベースの上に、ページを登録したというサインです。
何らかのキーワードで検索が行われたとき、検索順位の決定する様々な情報を使って、結果に表示するページの絞り込みを行います。
そして最後に、ペナルティやパンダ・ペンギンアップデート、最近追加されたハミングバードといった情報が加わり、検索結果が表示されます。
3. Googleのパンダアップデートとペンギンアップデートとは?
ウェブ制作会社フジデンキさんの記事です。
先ほどのGoogleのアルゴリズムの『パンダ・ペンギンアップデート』についての解説で、難しい用語を使わず、簡単に解説しています。
両者は役に立つコンテンツが無いにも関わらず、多くの低質な被リンクによって支えられていたウェブサイトを罰するアップデートです。このアップデートにより、質の高いコンテンツの重要性が増すことになりました。
端的に言えば、コツコツとユーザーのためになることを続けていたウェブサイトが、真っ当な評価を受けるようになったのです。
さらに専門的な知識が知りたい方は、ウェブ担フォーラムさんの『パンダとペンギン —— グーグルのアルゴリズム更新の正体と対処法』をお読みください。
4. ハミングバード(Hummingbird)、Googleが新しい検索アルゴリズムを導入
鈴木謙一氏が運営する海外SEO情報ブログさんの記事です。
ハミングバードとはGoogleが昨年行った大規模なアルゴリズムアップデートで、自然言語検索の強化を行ったものです。自然言語検索といえば難しく聞こえるかもしれませんが、要は話し言葉という意味です。このアルゴリズムにより、検索を行った場所や検索対象の意味を理解して、よりベターな回答を出すようになりました。
これによってSEOに大きな影響を与える!という性格のものではありませんが、記事を自動生成するのではなく、人が人の言葉で書くという行為の重要性を高めました。
5. Google検索エンジン最適化スターターガイド要点ピックアップ[無料][SEO]
酒と泪とRubyとRailsさんの記事です。
Googleは、ウェブサイトの管理者に向けて『Google検索エンジン最適化スターターガイド』(※PDF)というガイドブックを出しています。このガイドラインはGoogleが直に出しているものなので、ここに書かれている内容は全てSEOの『正解』です。ぜひ世のウェブサイト管理者に一読してもらいたいものとなっています。
こちらの記事は、スターターガイドの特に重要な部分を抜粋しており、併読すると分かりやすいでしょう。
6. SEOスパムとは
SEO対策 e-searchさんの記事です。
SEOスパムはブラックハットSEOという名前で広く知られており、ユーザーと検索エンジンを騙す行為によって検索結果の上位に表示しようとすることです。こちらで書かれている内容は、絶対にやってはいけません。
悪質なSEO業者は、ダメだと分かっているにも関わらず、これらの方法を使う場合があります。外部に委託する場合は、その会社(もしくは個人)が信頼に値するかどうか、慎重に検討しましょう。
7. ガイドライン違反を繰り返す SEO 業者への対応について
Googleウェブマスター向け公式ブログで公開された記事です。
上記のブラックハットSEOを行う業者について述べられた記事で、具体的な手口と、それが発覚したあとに取るべき解決方法が記述されています。こうならないにこしたことはありませんが、お気に入りに登録し、いざというときに覚えておきたい記事です。
8. SEOを正しく行う為に301リダイレクトや302リダイレクトを理解する
伊藤公助氏が運営するSEO Imagination!さんの記事です。
ウェブサイトを再構築したときに、今までとURLや構造が変わっていた場合には、リダイレクトをかけなくてはなりません。リダイレクトとは、古いURLにアクセスがあったとき、新しいURLに移動する処理のことを言います。301、302リダイレクトは、そのリダイレクトの一種です。
ウェブページを永久に移行する場合には301リダイレクトをかける必要があります。この記事では、301、302リダイレクトについて分かりやすい解説がなされています。
9. 実践SEOマニュアル118個
SEO会社のCROSS WALKさんの記事です。
スターターガイドとブラックハットSEOの理解は、ウェブサイトを構築する前に必要なことですが、こちらの記事は構築した後に確認するべき記事です。
ウェブサイトを公開する前に、チェックシート代わりに確認してみましょう!
10. 【最新版】Googleウェブマスターツール完全マニュアル
Find Job!スタートアップさんの記事です。
Googleウェブマスターツールとは、ウェブサイトを健全に運用するためにGoogleが提供するサービスです。ウェブサイトをさらによくするにはどうすればよいのか、どのようなキーワードでトラフィックがきているのかなど、喉から手が出る情報が手に入ります。
効果的に使うにはどうすればよいのか、というのが非常に分かりやすく書かれているので、必読の記事です!
11. レスポンシブwebデザインとは?
コプロシステムさんの記事です。
ウェブサイトをモバイル、特にスマートフォンに対応させる方法はいくつかありますが、レスポンシブウェブデザインもそのひとつです。レスポンシブウェブデザインは画面サイズによって表示サイズを変えているため、常に最適なサイズでウェブサイトが表示されます。
モバイル専用サイトとは違って1つのURLで全ての端末にサイトを提供でき、動的な配信とも違って1つのソースコードで全ての端末に表示することができます。
Googleはこのレスポンシブウェブデザインでウェブサイトを作ることを推奨していますので、ウェブサイトの刷新を考えているのであれば、まずはこちらを検討してみてください。
マーケティングにSEOを活かすために読みたい記事
12. あなたのビジネスに最適なSEOキーワードを探し出す3ステップ
アートマチック株式会社の運営するインバウンドプレスさんの記事です。
SEOで効果を上げるには、作成するコンテンツのキーワードを決めなくてはなりません。むやみやたらにコンテンツを作成しても、効果が上がり辛いからです。この記事では、効果的なキーワード戦略を練るためのフローが書かれています。
記事内にも書かれていますが、重要なのは『野球グローブ』のような単語のキーワードではなく、『野球グローブ 手が小さい』のような単語を2つ以上組み合わせたキーワードで、これをロングテールキーワードと言います(これに対して単語のキーワードはビッグキーワードと言います)。一般的にロングテールキーワードの方が、ビジネス上では価値が高いのです。
コンテンツ戦略を始める際には、まずロングテールキーワードを考えましょう。
13. 2012年のSEOとインバウンドマーケティングの展望
GinzaMetricsさんの記事です。
インバウンドマーケティングはSEOのことではありませんが、SEOなくしてインバウンドマーケティングは成り立ちません。コンテンツを提供して、興味のある人に見つけてもらい、ファンになった見込み顧客に対して教育を行い、顧客になってもらうというコンセプトを昇華させたものが、インバウンドマーケティングです。興味のある人に見つけてもらうというフローがある以上、SEOは切っても切れない関係にあるのです。
この記事にはSEOとインバウンドマーケティングの関係が詳しく書かれていますので、インバウンドマーケティングに取り組もうと考えている方は必読です。
14. サイトのアクセス増加に更新が必要な5つの理由
住太陽氏が運営するSEO検索エンジン最適化さんの記事です。
検索エンジンは新鮮なウェブサイトを好むと言われています。これは実際その通りで、新鮮なウェブサイトは更新することで、インデックス数が増加し、検索結果に表示されやすくなります(もちろん品質が良いものであれば、古いものでも表示されますが)。
この記事は、その意味を分かりやすく解説してくれます。
15. SEOに金使うならコンテンツにちゃんと金使えと思う、今日この頃
永江一石氏が運営するMore Access! More Fun!さんの記事です。
今まで紹介した記事の中に何度も出てきましたが、一番大切なことなので、改めて最後に持ってきました。技術的なSEOを施すことは忘れてはなりませんが、それよりも大事なのは質の高いコンテンツを提供することです。なぜなら、技術的なSEOだけでは限界があるからです。
言い換えれば、現代のSEOとは技術とコンテンツ、両方を満たしてこそ万全のものとなります。永江一石氏のブログはその見本とも言えるものなので、この記事だけでなく、ブログ全体を見回してみましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか?
全ての記事を読み終わると、検索エンジンに適応するだけがSEOでなく、その先にいるユーザーを見据えたものをSEOだという印象に変わるのではないでしょうか。
ここにある記事を参考にして、最善のSEO戦略を考えてみましょう!