Yahoo!はオンライン決済サービス『Yahoo!ウォレットFastPay』を発表しました。正式なリリースは今春予定となっており、詳細な情報は出ていませんが、2月14日以降に試用できるようです。詳細な情報はこの時発表されると思われます。
現在公開されているところは、以下の4点です。
数行のコードで決済機能導入可能
Curl、PHP、Rubyなどで用意された数行のコードをウェブサイトに挿入することで決済機能が導入できるようになるサービスで、詳細が出るまでわかりませんが、『Stripe』とよく似ています。日本では『WebPay』がStripeと互換性を持ったサービスを提供しています。
業界最安値の価格設定
Yahoo!は「業界最安値の価格設定」と謳っており、月額費用とトランザクションフィーを無料としていますが、決済手数料は未定となっています。参考までに、Stripeは『2.9%+30セント』、WebPayは『3.4%+30円』です。
また、現在のYahoo!ウォレットは3000円の月額手数料と3.6%の決済手数料がかかるようです。
クレジット・Yahoo!ウォレット決済が利用可能
国内の多くのサイトで導入されているYahoo!ウォレット決済と、クレジット決済の両方が可能となっています。Yahoo!が発表しているYahoo!ウォレットの登録者数は2011年6月の2200万人が最新で、この中の770万人がプレミアム会員です。プレミアム会員は購買意欲が高いとしており、この層へ簡単にリーチできるようになるというメリットをあげています。
リアルタイムなダッシュボード
ダッシュボードに決済内容がリアルタイムに反映されるとしています。また、このダッシュボードはYahoo!JAPAN IDがあればサインアップ不要で、Yahoo!ユーザーであればすぐにアクセスできるようです。
最後に
Yahoo!が提供するオンライン決済ということで、非常に注目しています。まずは、2月14日以降の試用を待ちましょう!
何か更新があり次第、また改めてお伝えします。