作成するウェブページを決めたら、ページ上で使用する資産(アセット)を把握しましょう。ここでの資産は言葉(ウェブコピー)、動画、画像、音声など、全てのコンテンツを指して言います。
例えばウェブサイトで会社のことを知ってもらうためには、経営理念や会社の歴史、取締役、従業員に関する情報など説明的なウェブコピーを書く必要があります。これらは全て、あなたのサイト上で使用するコンテンツ資産の一部です。
一般的コンテンツ資産には、以下のようにファイルマネージャー(File Manager)でアップロードしたものや、他のコンテンツプラットフォーム(例、YouTube)などにアップロードしたものがあげられます。
- テキスト: ワードドキュメント、テキストファイル
- 動画: YouTube、Vimeo、Wistia
- 画像: 写真、図形、ギャラリー
- 資料: 電子ブック、ホワイトペーパー、パンフレット
- 音声: PodCast、インタビュー、サウンドバイト
あなたのターゲットペルソナは?
ペルソナはあなたが顧客、あるいは潜在的顧客のニーズの目標、行動パターンなどを想定した架空の人物です。ペルソナを明確に定めることで、顧客や潜在的顧客がより反応しやすいマーケティング施策を考えやすくなります。例えば以下のようなパワーポイントを作成して、同僚間で共有してみてください。
背景:
- 人的資源管理のリーダー
- 10年間同じ会社に勤めており、人的資源管理の部門の叩き上げ
- 結婚しており、10歳と8歳の子どもがいる
人口統計上の情報:
- 女性向け
- 年齢は30-45歳
- 共働きで、世帯年収は約1500万円
- 郊外に住んでいる
性格:
- 落ち着いている
- コールスクリーニングを使っている
- 担保は郵便/印刷物で受け取る
あなたの会社の顧客価値
時間をかけて何度も考えなければならないことですが、あなたの会社から顧客へ提供できる価値を、マーケティングを一新する時点で定めておく必要があります。
顧客価値を定めるために、以下のリストに答えてみてください。
- あなたの会社が販売する製品やサービスは何ですか?
- あなたの会社の製品やサービスを使用することで、顧客が得るメリットは何ですか?
- あなたの会社の製品やサービスは、どんな人が使用していますか?
- あなたの会社の製品やサービスは、他社の製品と何が違うのですか?
例えばEvernoteの例では、このように回答できます。
- Evernoteというノートをクラウド上に保存できるサービス
- あらゆることを保存し、どこからでもアクセスできて、すぐに探し出せる
- スマートに仕事を進めたい人
- ウェブページやPDFをそのままクリップして検索できるなど、他のノートサービスよりも使いやすくなっている
製品やサービスの説明
一般的な見込み顧客は、購入を検討するにあたって製品やサービスについての詳細を知りたいと考えます。さて、あなたの会社の製品やサービスの特徴はなんですか? そして見込み顧客は、顧客となった後も製品を生かすための方法を知りたいと考えています。両者のニーズを満たす説明を作りましょう。
あなたの会社のミッション
なぜあなたの会社はあるのでしょうか? 解決したい問題は何でしょうか? もっとも重要なことは? 一度、誰かに話してみてください。会話の中で魅力的に聞こえなかった場合、ウェブサイトを閲覧する人に魅力を感じてもらうことは難しいでしょう。