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ウェブサイトの担当者になったら即チェック! 17項目のオンページSEOチェックシート

ウェブサイトを任されたけど、一体何をすればいいか分からない。こんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

そんな方は、何か施策を始めようとする前に、ウェブサイトの現状を見つめなおすことをオススメします。手持ちの武器を知らずに、戦いはできませんよね。

ウェブサイトを見つめなおす方法にはいくつかあります。その中でも、まずはGoogleやYahoo!のような、検索エンジンに最適化(SEO)されているかを見てみましょう。検索エンジンへの最適化は大きく自サイトで行うこと(オンページSEO)と、外部から行われるもの(オフページSEO)の二種類に分かれています。今回はすぐに出来るオンページの見つめ方をチェックシートとともにご紹介します。

以下のリンクから一言コメント付きのオンページSEOチェックシートをダウンロードできますので、ぜひご利用ください。

オンページSEOチェックシートのダウンロード

コンテンツ

1. キーワードは定まっている?

SEOに限らず、ウェブマーケティングを行う上でキーワードを定めることは重要です。キーワードを定めることを言い換えると、どんなことの専門家として見られたいのかを考えることにも繋がります。ウェブで果たしたい目的を考えた上でキーワードは適切か、あるいはどんなキーワードが良いのかを考えましょう。

2. 各ページのタイトルには重要なキーワードが入っている?

ページのタイトルは、そのページでどんなことを伝えたいのか、簡潔に示すものです。伝えたいこと自体がキーワードになっていることが多いので、入っているか必ず確認しましょう。

3. メタディスクリプション(meta description)は設定されている?

メタディスクリプションは検索エンジンや、そこで表示された結果を見たユーザーに、ページの要約を伝えるものです。読者が目を通したときに得られる価値を、一瞬で判断できる内容になっているのがベストです。

4.コンテンツは他のサイトと同じではなく、オリジナルになっている?

コンテンツは他のサイトと同じような内容だと、ウェブの海に飲まれ、誰にも見てもらえません。あなたのターゲットとするユーザーがどんな問題を抱えているのかを考え、その問題を解決できるオリジナルのコンテンツを作りましょう。

5. 同じ単語を不自然に使いすぎていない?

ひとつの文章で同じ単語を使いすぎると、不自然な文章になってしまいます。「キーワードを盛り込むと良い」とは考えず、自然な流れでキーワードを登場させましょう。文章が自然かどうか判断に困ったときは、一度声に出して読んでみるのも手です。

6. 見出しは適切に使われている?

見出しを適切に使うと、読者は「ここが重要なんだ」と理解しやすくなります。見出しにはH2, H3タグを使って、検索エンジンに向けてもキーワードを強調してください。Hタグの中でH1は最もSEOに効果を与えますが、一度だけという成約がありますので、タイトルに使いましょう。

7. コンテンツ更新の頻度は?

検索エンジンは、コンテンツの質やその他の要因が同じなら、新鮮なウェブサイトの方を評価する傾向にあります。ウェブサイトを見てもらいたいユーザーにとって有益な情報を、頻繁に、かつ定期的に更新できるようにしましょう。

8. サイトマップはある?

サイトマップを設置することで、サイトを訪れたユーザーは、会社案内や製品情報などのページを見つけやすくなります。同じようにサイトの構造を分かりやすくすることで、検索エンジンがサイトを理解するのに役立ちます。

9. リンクのアンカーテキストは適切に使用している?

リンクを貼る際のテキストをアンカーテキストと呼びます。アンカーテキストでリンク先の内容を表すことで、読者や検索エンジンが、リンク先のコンテンツがどのようなものか理解するのを手助けします。内部リンク施策としても役立つので「こちら」といった単調なアンカーテキストは避けましょう。

テクニカル

10. Google Analyticsなど解析ツールは入っている?

ウェブサイトのPDCAを回したり、パフォーマンスを計測する上で解析ツールは必須です。既に使っている解析ツールがあればそれを使い、まだ何も入れていなかったらGoogle Analyticsを導入しましょう。

11. Google Webmaster Toolは入っている?

Google Webmaster Toolは、あなたのウェブサイトにSEO上の問題やセキュリティの問題が生じたら報告してくれます。Webmaster ToolにはBingも用意されていますが、片方は必ず、できれば両方導入しましょう。

12. モバイルに対応している?

スマートフォンが普及し、モバイルでインターネットを長く活用するユーザーは増えています。ユーザーとの最初の接点になることも増えていますので、必ず対応しましょう。対応する場合、1ソースで対応できるレスポンシブウェブデザインを推奨しますが、スマートフォン専用サイトを作るなど、柔軟な対応が行えます。

13. サイトの読み込み時間は5秒以上かかる?

ウェブサイトの読み込みにかかる時間は、利用者の利便性に直結します。また、Googleは読み込み速度をアルゴリズムによる評価の対象にしていると公言しており、極端に遅い場合は評価が下がる可能性があります。ソースコードの最適化や画像ファイルの軽量化など、ウェブサイトの読み込みを早くし、まずは5秒以内に読み込みが完了することを目指しましょう。

14. URLは分かりやすくなっている?

URLはSEOに大きな影響を及ぼす要素ではありませんが、ユーザーが今何を見ているか分かりやすくなるので、意味のある文章にすると効果的です。その際はキーワードを加えるようにしましょう。

15. 画像にはAltタグが使われている?

検索エンジンは画像を認識することができません。Altタグを使うことで、コンテンツ入っている画像がどのようなものか、文字によって認識させることができます。その際は可能ならキーワードを入れるようにしましょう。

16. sitemap.xmlはある?

検索エンジンはウェブサイトを読み込む際にクローラーというロボットを使用しています。sitemap.xmlは、そのロボットにどのような順路で読み込んでほしいのかを示した、いわばクローラーにとっての地図です。人間にとってのサイトマップ同様、用意しておきましょう。

17. リダイレクトは適切にかかっている?

新しいURLに移動すると、古いURLには404メッセージや「Not Found」が表示されます。このときには検索エンジンやSNS、リンクなど、過去に得た流入源が無くなってしまい、検索エンジンからの評価も下がります。こうした場合には、301リダイレクトを使用することで、検索エンジンの評価を下げることなく、古いURLにきたアクセスを新しいURLへ移動させることができます。

最後に

あなたのサイトのオンページSEOはどうでしたか?

もし上手くいっていなかったとしても、ここにあるチェックシートを見ながらひとつひとつ対応していけば、ウェブサイトは少しずつ良くなります。改良を重ねていけば、ウェブマーケティングの成果に貢献してくれるはずです。

近いうちに、オフページSEOについてのチェックシートをご用意しますので、お見逃しなく!

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