• TOP
  • BLOG
  • MARKETING
  • ウェブサイトの担当者になったら、すぐに確認しておくべきオフページSEOの8項目

ウェブサイトの担当者になったら、すぐに確認しておくべきオフページSEOの8項目

自サイトのサイト構造や内部リンク、ソースコードの部分を改善することを内部施策(オンページSEO)と呼び、自サイトに外部から働きかけてくる要素を改善することを外部施策(オフページSEO)と呼びます。

オンページSEOは、以前作成したチェックシートや、なんとなく要素を見てみるとわかりやすいかと思います。

しかし、オフページSEOと言ってもなかなかピンときませんよね。

オフページSEOの基本を一言で表すと、サイトに対する読者の反応を獲得することです。たとえば、マーケットデータを提供しているページは、多くの読者が引用・参考にします。検索エンジンはこのページを「多くの人が参考にする良質なページ」だと判断し、評価を高めるのです。

一方でGoogleは、読者の反応によらないオフページSEOの規制を強めています。代表的なものに、有料の外部リンクの購入が挙げられます。こうした施策はペンギンアップデートなどのアルゴリズムアップデートによって、SEOに悪影響を及ぼすようになりました。場合によっては検索結果から排除されてしまいます。

あなたのサイトは、オフページSEOがしっかり出来ていますか? 「ウェブサイトを任されたけど、いまいちよくわからない…」という方に向けて、イマスグ確認すべき8つの項目をチェックシートにまとめました。

下記内容と合わせてご覧ください。

1. コンテンツを見た人に有益な気付きがある?

オンページSEOと同じく、オフページSEOにおいてもコンテンツは重要です。

良いコンテンツが無ければ、リンクを獲得する以前に、そもそも見てももらえません。最初に、人が読んで問題を解決できるブログを作成しましょう。どうすればよいか悩んでいる方は、下記ブログを参考にしてみてください。

2. バックリンクは購入していない?

最初に書いた通り、外部施策においてバックリンクを獲得することは大切です。しかし、業者が販売するリンクを購入し、バックリンクを得ることはGoogleがガイドラインによって禁じています

自然発生したバックリンクは、そのコンテンツが役に立つものだというある種の証明になります。しかし、購入したバックリンクはコンテンツが役に立つ・立たないにかかわらず、お金の対価として発生します。役に立つコンテンツを上位に表示したいというGoogleは、有料のバックリンク貼られているウェブページの評価を下げる措置を取るようにになったのです。

以前の担当者に確認し、購入したことがあるウェブサイトはSEO会社に外してもらった上で、Googleへ再審査リクエストを送りましょう。

3. サテライトサイトは適切に運用されている?

サテライトサイトは、本サイトと関連するウェブサイトを立ち上げて、コンテンツを量産し、リンク対策などに用いるものです。

サテライトサイト自体は悪いことではありません。本サイトでカバーしていない部分のコンテンツを作り、本サイトでカバーできていないユーザーを集めることができます。良いコンテンツを作成していれば、リンク対策にもなります。

しかし、コンテンツの中身が他サイトからコピーしたもの、機械的に生成されたものなど、Googleのガイドラインと照らしあわせて違反しているものである場合は、スパムサイトからのリンクとして、悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

サテライトサイトだから力を入れなくてもよいと考えず、運用するのであれば、本サイトと同じレベルで力を入れましょう。

4. 相互リンク集を作っていない?

相互リンクはSEOに良いと言われていた時期がありました。しかし、現在は必ずしも良い影響があるとは限りません。

Googleのヘルプページには、悪影響を与える相互リンクについて、以下の記述があります。

過剰なリンク交換、または相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成すること。

リンク プログラム

相互リンク集のようなページは読者から見れば価値が乏しく、外部リンクを稼ぐための手段でしかありません。また、外部リンクは自サイトと関連性があるサイトから貼られなければ、ほとんど意味がありません。この観点から見ても、多くのリンクを獲得したいだけのリンク集は価値があるとは言えず、

「サイトに対する読者の反応を獲得すること」を前提とした外部リンクを獲得をするため、価値のあるコンテンツを作り、コンテンツを通じて外部リンクを獲得しましょう。

5. スパムサイトへのリンクはない?

上記相互リンク集を作成している場合は特に注意が必要ですが、スパムサイトへリンクをしているウェブサイトは評価を下げる可能性があります。どのようなサイトが「スパムサイト」なのかを見抜く簡単な方法が2つあります。

1つはGoogleで「site:sample.com」で検索することです。この検索結果で表示件数が0だったり、あるいは著しく少ない場合は、スパム行為を行ったために検索結果から表示されなくなった可能性が高いと考えられます。

もう1つはサイト内コンテンツの一部を検索にかけてみることです。この方法で上位に他のコンテンツが出てきたり、全く同じ文字列が含まれるコンテンツが出てきた場合は、スクレイピングサイト(他のサイトコンテンツをパクって公開するサイト)の可能性があります。

一度、サイトのリンク先を調べて、スパムに該当するサイトにリンクしてしまっていたら、リンクを外した上で、Googleへ再審査リクエストを送りましょう。

6. ゲストブログは適切なブログとして書いている?

他サイトに寄稿するゲストブログは、普段とは違ったユーザー層にリーチできる他にも、外部リンク獲得の手段というメリットがありました。

しかし、Googleが有料のバックリンクを規制していくに従って、ゲストブログ内にSEO目的でリンクを挿入するというユーザーが増えていきました。このような経緯もあり、SEOを目的としたゲストブログにペナルティを課すようにアルゴリズムがアップデートされました。

SEOを目的としたゲストブログとは、不自然に自サイトへのリンクが入れられているものです。たとえば電車の歴史についてのブログに、WebサーバのLPページへリンクが貼られているのは不自然極まりないと言えます。

ゲストブログは自サイトの投稿と同じく、有益なコンテンツを寄稿しましょう。

7. ソーシャルメディアに投稿している?

Facebook、Twitter等のソーシャルメディアアカウントは適切に運用していますか? 外部施策の一環のひとつとしても、ソーシャルメディアは無視できません。

ソーシャルメディア上での反応(Facebookのいいね!やTwitterのFavoriteなど)をSEOの用語でソーシャルシグナルと呼びます。このソーシャルシグナルは検索エンジンの評価に影響を与えていると言われていました。実際のところは影響はないと言われたり、Google+は強い影響があるとの分析結果が出ていたりしています。

しかし、ソーシャルメディアを活用する理由はソーシャルシグナルよりも、そこから得られるつながりとトラフィックにあります。ソーシャルメディアでは自分たちの見込み顧客と直接つながることができるので、積極的に活用しましょう。また、ウェブサイト上にシェアボタンを設置し、ウェブサイトからシェアしやすい状態にすることで、新たな層とつながりを獲得できる可能性があるので、必ず設置してください。

多くの人に見られたコンテンツは他のブログやサイトからリンクが貼られ、外部リンクを強化することにもつながります。ちなみにソーシャルメディアに投稿した際の副次的な効果として、クローラーが巡回する頻度が上がるというものもあります。

8. Naverまとめを使っている?

LINEの運営するNaverまとめは、外部施策というよりも、外部露出として優れています。一般的なキーワードで検索を行っていると、Naverまとめを目にする機会が多いのではないでしょうか。

Naverまとめには、SEO上リンクに価値を持たせない”nofollow”を使われていますが、主題はそこではありません。重要なのは、自分たち関連するキーワードで読者が理解しやすいまとめを作ることで、作成したキーワードでの露出が増加します。その中から、あなたのリンクに興味を持った人がリンクをクリックし、ウェブサイトを訪問するようになります。

ハイベロシティの場合だと検索エンジン以外のトラフィックは多くありませんが、ソーシャルメディアに分類されるトラフィックの中で約3割はNaverまとめで、これはFacebookに次ぐ数です。

Naverまとめを作成する際は、あなたのコンテンツだけにこだわらず、他サイトのものでも有益なものがあれば引用し、わかりやすいまとめを作りましょう。既存のコンテンツから”丸パクリ”したようなコンテンツは作らず、自サイトに載せても問題ないオリジナルなコンテンツを作ることが大切です。

最後に

あなたのサイトのオフページSEOはどうでしたか?

最近、SEOの比重はオフページからオンページに移っていると言われていますが、まずはウェブスパムが行われていないかを確認し、次にソーシャルメディアアカウントの運用を見直してみましょう。

オンページSEOのときもそうですが、できることから少しずつ進めていくことが大切です。

(Photo: SEO by NOGRAN s.r.o.)

OUR SERVICE

Fan Commerce

ファンコマース

ファンとのダイレクトなコミュニケーションを実現して「感動体験」をビジネスに結びつけます。

Digital Marketing

デジタルマーケティング

未来を創造する価値ある「顧客体験」を実現する仕組みづくりを提案。