採用の中でも求人票作りって、何かと大変ですよね。
会社概要や募集要項、お仕事の内容など作成する文章も多く、いくつかの媒体に掲載したりと、手間もかかります。今回は、昨年秋に突然の社長命令により、採用の求人募集を任されてしまったはるやまの経験を踏まえて、求人票の作り方をご紹介します。
突然任命された求人募集のミッション…、それは、人員が不足しているWEBディレクターの確保!このミッションを成功させるためにも、まずは求人票の募集までたどり着かなければいけません。今回は、WEBディレクターの募集を中心にイチから求人票を作っていきました。
何をやっている会社なのか、わかりやすく伝えたい!
応募してもらうためには、その会社について知ってもらう必要があると考え、まずは、ハイベロシティが何をやっている会社なのか、わかりやすく・魅力的だと感じてくれる紹介文を作りました。すでに会社概要があったのですが、もう一度見直すことで、初めて読む人でも何をやっている会社なのか、読む相手に明確に伝えることをポイントに作っていきます。
ちなみに採用媒体などを利用する場合、媒体によって文字数制限があるので、長すぎて収まりきらない!なんてこともあります。なるべく長文は避け、800〜1000文字程度で、文章の増減ができるように2〜3行のブロックに分けて作ると、各媒体に当てはめたときの文章の増減が簡単ですよ。
避けては通れない、募集の背景と仕事内容
求人票を作成する上で、必ず必要なのは、募集の背景と仕事の内容です。
まずは、今働いているWEBディレクターの人へアタック!業務内容や普段のスケジュールなどを教えてもらいながら、WEBディレクターのお仕事内容を深堀していきます。このとき、一緒に「この仕事で得られるもの」「この仕事の魅力」といった内容でもまとめておくと、より仕事内容だけではなく、その職種について魅力的な求人票を作ることができます。
インタビューしながら作成すると、採用に役立つ記事なども後々書く事ができるので、面白いかもしれません。また、今回募集したい職種だけでなく、この機会に社内すべての職種の仕事内容をまとめておくと、求人票を掲載するときに便利ですよ。
募集の背景では、他社の求人票などをみていて多かった理由は、
- 事業の拡大
- 組織体制の強化
などがありました。
仕事内容よりは、少しボリュームを抑えた文章量で、最後に「お気軽にご応募下さい。」と付け加えることで、気軽に応募してもらえる内容を心がけました。
どんな人に応募してもらいたいのか。応募資格・スキル・求める人物像?
会社概要・募集背景・仕事内容と、求人票の完成まで、あと少しです!
- 応募資格と必須スキル
- 優遇されるスキルや経験
- 求める人物像
次にこの3つについてまとめていきます。
応募資格と必須スキルと優遇されるスキルや経験この2つの項目は、職種ごとに条件が違ってくるので、職種のリーダーなどに確認します。
ここでは、募集したい人が新卒か中途なのか、また、経験者か未経験者なのかでも条件が大きく違ってきます。どんな人員が欲しいのかチームで相談することが大切です。今回のミッションでは、中途の経験者での採用がメインでしたので、経験者に絞った応募資格などで構成していきました。
ポイントとしては、必須スキルと優遇スキルの切り分けになります。あれもこれもと必須スキルに入れてしまうと、応募のハードルをあげてしまい、募集がこない求人票になってしまいます。必須スキルは、最低限に抑え、残りを優遇スキルにいれることで、応募がしやすい求人になります。
「応募資格と必須スキル」の参考例
- Webディレクターとしての業務経験2年以上
- 制作現場の進行管理の経験
- Webに関する強い興味関心
- 個人ではなく、チーム間での連携業務
「優遇されるスキルや経験」の参考例
- Web(UI、デザイン、システム開発)についての知識
- アクセス解析データを元にした改善、運用経験
- チームマネジメントの実務経験
- プロデューサーとしての実務経験
- 予算管理の実務経験
- HTML,CSS,Javascriptに関する知識
- Illustrator,Photoshopの利用経験
- Google Analyticsを用いた改善業務
- SEO対策に対する知識
- WEBシステム開発業務の実務経験
求める人物像では、社内の雰囲気やどんな社員が多いのかなど、会社全体の雰囲気などを参考に作っていきます。今回のWEBディレクターの募集では、やはり多くの人と関わっていくお仕事なので、コミュニケーション能力が高い方や新しい技術やトレンドに興味が強い方といった感度の高い項目を中心に作りました。
「求める人物像」の参考例
- コミュニケーション能力が高い方
- 自ら考え行動できる方
- チャレンジ精神が旺盛な方
- 情報共有、アウトプット能力が高い方
- 新しい技術やトレンドに興味が強い方
チームや経理との相談が大切!給与を設定しよう!
給与の設定では、経理や職種のチームリーダーと相談しながら、設定していきます。また、裁量労働制や試用期間、賞与制度についても職種ごとに一度見直す必要があります。媒体などを利用すると、必ず給与の項目が必須になっているので、すべての職種の給与を確認しておくと、求人票を作りやすくなります。
「WEBディレクター」の給与参考例
300万円〜600万円
月給25万〜50万
※経験・スキルにより優遇
※経験により裁量労働制
※試用期間3ヶ月(スキルに応じて短縮/月給▲2万円)
〇プロフィットシェア(業績連動賞与)あり
自分の会社のこと、意外と知らない?!共通募集項目を確認!
最後に会社全体の募集要項を書き出しましょう。
主な項目として、下記の内容をまとめていきます。
- 選考プロセス
- 勤務地
- 勤務時間
- 待遇、福利厚生
- 休日、休暇
選考プロセスでは、一次面接・二次面接ではどのような内容で進行していくのか、面接の内容やステップを決めていきます。ハイベロシティでは、面接時の会社説明の資料がなかったので、今回は新たに作成し直したりしました。待遇や福利厚生、休日・休暇なども見直す良い機会でもあります。意外と利用していなかった制度などが見つかるかもしれません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
初めて求人票作りを行い、わからないことだらけでしたが、求人を募集するという1つのミッションを目標に1ヶ月、3ヶ月、半年と経っていました。会社概要から福利厚生まで、知っているようで知らなかったことや新しい発見、利用してみたい制度などもありました。採用と一言でいっても、やることが幅広くまだまだ整えられていないので、今後もハイベロシティの採用を頑張っていきたいと思います!
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