みなさま、はじめまして。ハイベロシティの小野﨑です。
突然ですが、近年、情報の得方、というよりもインプットされてくる情報の量が多くなったと思いませんか?世の中にはこうして使っているインターネットはもとより、テレビや街中の広告などありとあらゆる手段で情報がアウトプットされています。
少し前までの私の情報収集方法と言えば能動的にRSSリーダーでいくつものニュースサイトの記事を読み、お気に入りに入っているサイトを閲覧していくということをしていたのですが、最近ではRSSのフィードは増え続けて行き消化し続けられなくなってきています。
情報過多時代
インターネットの普及、スマートフォンやタブレットPCの普及により、いつでも、どこでも大量に情報を得る事ができるようになってきました。これはとても便利なことですし、私の生活には無くてはならない存在になっていると言っても過言ではありません。そうした中でこう思うの時があるのです、大量に情報を得る機会が増えたことによって逆に困るなと…。
例えば、物を買う際に価格や口コミ、他の商品との比較など色々調べて調べていくと調べる前より混乱してしまい、結局何を買ったら良いか判らなくなってしまうなんて経験ありませんか?
nanapiのけんすう氏の説明が私にわかり易かったので引用させていただくと。
「人は決断をするたびに精神的な負荷があり、決断が多いと疲れてしまい、エネルギーがなくなる」
先ほどの例で言うと商品に対して様々な情報が増えることによって決断することが増えて行き最終的には買うエネルギーが無くなってしまうなんていう本末転倒なことになってしまいます。そのような中でも鶴の一声によって決断するようなことなんていうのもあります。クチコミサイトのレビューを見てもピンとこ無かったりするような場合でもお気に入りの著名人や親しい友人から「コレ良かったよー」などと評判を聞くと○○さんが良かったと言っているし買ってしまおうなんていう経験もあるかもしれません。これは決断する回数が減り、最終的な決断をするエネルギーがあるということなのかもしれません。
このように自らが進んで情報を取得していくと取捨選択の決断を毎回迫られ、情報を得ようとしているだけにもかかわらず、決断疲れをしてしまうこともあるかもしれません。
キュレーターという存在
そこで注目を浴びているのが、キュレーターという存在です。2010年くらいからキュレーター(Curator)、キュレーション(Curation)と言った単語をWeb上でよく見かけるという方もいらっしゃるかと思います。
キュレーションとは
「キュレーションの時代」の著者でもある佐々木俊尚氏の言葉がやはりわかり易かったので引用させて頂きます。
キュレーションは情報を収集し、選別し、意味づけを与えて、それをみんなと共有することです。
最近では特定の人がキュレーターになるというより、様々な人がNaverまとめやTogetterを利用してサイト運営やブログ運営よりももっと手軽にキュレーションをしている気がします。いまやインターネットに繋いでいるすべての人が簡単に情報をキュレーション出来る時代なのです。
こうして今度はキュレーターが増えてきたため、自分にとって何が重要なのか?ということが判らなくなってしまうかもしれません。そうした中で、色々なウェブサービスによって自分の興味関心に基づく情報のキュレーションが行われるようになって来ました。
Twitterではアカウントを登録しているメールアドレス宛に「Twitterからの最新情報をご覧ください。」といったメールが届くようになっています。
はてなブックマーク
マイホットエントリーというお気に入りのユーザや、TwitterやFacebookでつながっている人の間で話題になっている記事を表示してくれるという機能もありますが、私がはてなブックマークで便利だと思ったのはインタレストという機能です。
このインタレストは自分の興味関心のある単語を幾つか登録することによってその単語に関連して話題になっている記事を見ることができます。
Gunosy
最後に私が今、一番便利だと思っているのがGunosy(グノシー)というサービス。
Gunosy(グノシー)はあなたの興味を分析し、興味にあったニュース・記事を推薦するスマートなパーソナルマガジンです。
GunosyもTwitterやFacebook、はてなブックマークなどの情報からユーザの興味関心に応じてユーザのために記事を推奨してくれるサービスなのですが、推奨される記事の精度が高く(もちろん個人差があると思いますが)、ちょうどツボを刺激されるような内容の記事を推奨されてくるので非常に気に入っています。
そして、今紹介させていただいた、これらのサービスはホットな話題をメールで配信してくれることで、こちらからのアクション無しに受動的に情報を得られる時代となったのです。
最後に
このように自分の興味関心を持って恒常的に情報を得続けたいような事柄に関してはある程度受動的に情報を得ることにより、決断疲れを減らし、新しい物事を見つけることや、良いアウトプットに繋がるのではないかと私は考えています。
弊社のブログがあなたの興味を刺激し続けられる良質なキュレーターになれることを祈っています:)