AppleがApp Storeで公開されているアプリのスクリーンショットを変更できないようにしました。
Appleの発表によれば、スクリーンショットを設定できるのは、アプリのアップデート用バイナリか、新しいアプリのバイナリを提出する時のみになるとのこと。
この改訂によって、公開前はアプリ内容通りのスクリーンショットでAppleに承認してもらい、公開後にスクリーンショットを変更するという方法ができなくなりました(いわゆるおとり商法)。
おとり商法
このおとり商法の分かりやすい例がMashableに掲載されていましたので、ご紹介します。
世界中で大人気の『Minecraft』というゲームをご存知でしょうか?
このMinecraftは、人気ゆえに“パクり”の対象になることがあります。そのパクりゲームの1つに『Mooncraft』というゲームがあります。そのゲームについてはこちらの動画をご覧ください。
アプリの内容とスクリーンショットが全然違います。これがApp Storeのおとり商法です(Minecraftに似たゲームが全部こういうワケではありません)。
Apple Locks in iOS App Screenshots to Prevent Scams(Mashable):http://mashable.com/2013/01/10/apple-ios-app-screenshots-scams/
幸い私はこうしたアプリを踏んだことはありませんが、今回の規約改訂でこうした被害に遭う方がいなくなると良いですね。
Updating Screenshots in iTunes Connect(News and Announcements for Apple Developers):https://developer.apple.com/news/index.php?id=1092013a