Facebookページを運営していく上で気になる“否定的な意見がありました”。
この否定的な意見とはいったい何のことでしょうか? そして、否定的な意見が送られることを減らす方法とは?
今回はその否定的な意見についてEdgeRankから学んでいきたいと思います。
否定的な意見の概要
そもそもFacebookの否定的な意見とは?
否定的な意見には4つの種類があります。
- 非表示にする:特定の投稿を隠す
- 記事を全て非表示にする:特定のFacebookページの投稿を全て隠す
- 記事またはスパムを報告する:記事を非表示にし、かつスパムとしてFacebookに報告する
- いいね!を外す:いいね!を外し、Facebookページの投稿を非表示にする
基礎データ
5000ページ以上のFacebookページを分析したところ、1投稿のリーチあたり0.03%のユーザーが否定的な意見を出すということがわかりました。
影響が大きい業界は?
次に、影響が大きい、そして小さい業界について見てみましょう。
25の業界を分析した結果、トップ3は以下のようになりました。
大きい
- 旅行/レジャー
- 食品/飲料
- 健康/医療/医薬品
小さい
- コンサルティング/ビジネス
- インターネット/ソフトウェア
- エンターテインメント
どの否定的な意見が多いか?
- 記事を非表示にする:76%
- 記事を全て非表示にする:16%
- スパム報告をする:8%
- いいね!を外す:1%程度
多くのファンは単一の投稿を非表示にすることが多いことがわかります。
つまり、ページの運営者は、投稿によってファンを再び惹き付ける機会があるということです。
否定的な意見の深刻度は、このように考えることができるでしょう。また、恐らく、同じ順にページに対して影響を及ぼします。
非表示にする<全て非表示にする<スパム報告をする<いいね!を外す
否定的な意見が送られてくるのはなぜ?
ページに送られた否定的な意見を分析したところ、否定的な意見とエンゲージメントは相関していることがわかりました。
例えば、画像はエンゲージメントを築く上で重要なリソースですが、一方で否定的な意見を受けやすいリソースでもあります。
否定的な意見を防ぐには?
重要なのはあなたのページに、なぜ「いいね!」を押したのかを理解することです。
ユーザーがページを見つけていいね!を押したことには必ず理由があります。その理由に沿わないときに、否定的な意見が送られます。
あなたのページが、なぜ「いいね!」されたかを理解し、それに沿った運営をすることで否定的な意見が送られるのを防ぐことができるでしょう。
この記事はEdgerank Checkerの『THE TYPICAL FACEBOOK POST RECEIVES 0.03% NEGATIVE FEEDBACK』を翻訳したものです。
まとめ
否定的な意見を減らすには、どのようなページにしたいかを決めることが重要になります。
つまり、ページの方向性を決めて、それに沿った運用をすることで、ファンとページの乖離を防ぐことになり、否定的な意見を減らすことができます。
否定的な意見にお困りの方は、一度ページの方向性について再度検討してみてはいかがでしょうか?