Facebookが発表した新しい検索エンジン『Graph Search(グラフサーチ)』。
今のところ“人と人の関連性”に重点を置いた検索エンジンは見当たりません。検索エンジンの王GoogleはGoogle+の+1ボタンを検索結果に表示するなど、ソーシャルから得た情報を反映させていますが、今はまだ人と人の関連性が薄いと言わざるを得ないでしょう。
では、前例がないと言ってもよいGraph Searchが導入されたときに、いったいどのような準備が必要となるでしょうか?
Graph Searchへの最適化
Facebook Studioのブログには3つのことが書かれています。
- ページタイトル、カテゴリー、FacebookページのURL、基本データを最新の状態にしましょう
- 住所やローカルプレイスページ(チェックインスポットとの統合も行う)がある場合は、必ず記載しておきましょう
- ファンが興味を持つような情報を継続的に提供しましょう
1.は最新の状態にしておくとして、特に注意すべきは2.であると思います。
Graph Searchは自分はもちろん、友だちのチェックインについても参照されていると考えられます。ということは、Facebookページにチェックインスポットを統合しておく必要があるでしょう。
この統合がない場合は、Graph Searchを行ったときに、チェックインスポットだけが引っかかり、Facebookページが出てこないということも考えられます。
3.は魅力的なコンテンツを作る必要を説いています。あなたのFacebookページに対して、ファンが求めているところを理解し、その内容に沿ったものを投稿するようにしましょう。
ここまでのことを総合して考えると、Facebookページの運用を上手く行うことがGraph Search最適化につながると言えるのではないでしょうか。
Introducing Graph Search: Help People Discover you Business(Facebook Studio):http://www.facebook-studio.com/news/item/introducing-graph-search-help-people-discover-your-business
もうひとつの見落とせないこと
Graph Searchにばかり目がいってしまいますが、もうひとつ見落とせないことがあります。
このGraph Searchが対応していない場合は、Bingの検索エンジンを使って結果を表示するという点です。
実はBingの検索エンジン最適化を行うことも、Graph Searchの最適化につながると考えられます。
Graph Searchに関する情報は、ベータ版提供直後ということもあり、情報量が限られています。
今後、情報が出てきたとき、またみなさまにシェアしたいと思います。