みなさんはパブリック・ドメインをご存知でしょうか?
パブリック・ドメインとは、著作者が著作物に対する著作権などの権利を放棄した状態のことです。つまり、著作権が無く、誰でも利用できる公共物という意味になります。著作者が権利の放棄を明言した場合、著作権が発生してから50年経過した(日本の場合)などが、パブリック・ドメインにあたります。
要約すると、以下のようになります。
- 再利用・再配布可能
- 改変・編集可能
- クレジット表示不要
- 商用利用可能
ただし、著作権が無くても著作者人格権という権利が残っており、あまりに酷い改変(誹謗中傷など)をすると訴えられる可能性もあるので注意しましょう。
誰でも使える画像にも関わらず、高品質なものが多数あります。ブログを運営する上で、使う画像が決まらないというのは、よくある悩みかと思います。そういうときは、こうしたパブリック・ドメインの画像を使うと便利です。
パブリック・ドメインのリンク集
パブリック・ドメインの画像を検索できるサイトを集めました。
1. Public domain images
2. Public domain photos.com
3. Wikipeinting
Wikipeintingには著作権がある画像もあります。パブリック・ドメインの画像はこのように表記されていますので、参考にしてください。
4. Pixabay
5. Wikimediaコモンズ
基本的に自由に再利用することができますが、人物画像は肖像権などが関係する場合があるので、人物画像は利用しない方がいいかもしれません。
6. Public Domain Search
7. PD Photo
まとめ
最後に。
基本的にクレジット表記は不要ですが、パブリック・ドメインということを明示するために、何か一言入れておくとよいかもしれません(例:Photo:◯◯)。
こうした一言を入れておくと、Googleの画像検索などで引っかかったときに、本来の作者を伝えることができます。
この作者が作ったと、検索で訪れた人に伝え、さらに『パブリック』なものにできますので、ぜひやってみてください!
(Photo:Wikilmages)