Twitterで関連するツイートを検索するときに便利なハッシュタグ。意見を言い合ったり、時々大喜利が始まったりと、様々な使い方がされています。
ブログや企業アカウントなどでは、製品や企業のタイトルを入れてツイートすることも少なくはありません。現在、ハイベロシティのブログもそうなっています。
しかし、実はこのハッシュタグ、便利である反面、使いすぎるとTwitterにスパムとして扱われてしまいます。スパムとして扱われると、Twitterでの検索にかからなくなるなどペナルティを受けてしまいます。
そうならないためにも、適切な使い方を考えていきましょう。
スパム扱いされる条件
スパム扱いされる条件は、現在のところ明示されていません。参考までに、Twitterのヘルプセンターには、以下のように書かれています。
#ハッシュタグ で #スパム行為 をしないでください。ひとつのツイートにハッシュタグを使い過ぎないよう気をつけてください。(成功事例として、1つのツイートにつき2つ以下のハッシュタグ利用が推奨されます)。
トピックに関連するツイートにのみハッシュタグを使用してください。
ハッシュタグ(「#」記号)とは?(Twitter)
ハッシュタグを使うときはトピックスに関連するツイートのみに、2つ以下のハッシュタグを利用が推奨されています。
やってはいけないこと
このことから、やってはいけないことは3つほど浮かびます。
1. やたらめったらハッシュタグをつけない
ハッシュタグを乱用することはスパムと同じ扱いになります。例えば「#ツイート に #ハッシュタグ を #つけすぎない」。これはハッシュタグのつけすぎですし、ツイート内容もないので、明らかなスパムです。
2. 長文のハッシュタグは使わない
「#日本一長い日本語ハッシュタグのテストをしてみようたぶんツイッタ一は140文字が限界だから139文字のタグを作れば最も長い日本語ハッシュタグになるんじゃないかと思うんです句読点を入れるとそこでタグが区切れてしまうかもしれないからあえて入れていないですよというわけでテスト投稿でした」(Togetterより)
こちらは元々ネタとして投稿されたツイートなので問題ありませんが、それ以外の目的で一文をハッシュタグにするのは褒められたことではありません。
3. 人気のハッシュタグを乱用しない
「#ブログ #FF9 #apple #ONEPIECE #なめこ#followmejp #ジャズ #follow #followme #倖田來未 #kimiboku #板野友美 #キンドル #twitter #ikamusume #jazz #nek」全て人気なハッシュタグですが、ツイート検索をすると、やたらとスパムが引っかかります。
これで人気のハッシュタグを利用してフォロワーや、ブログへのアクセスを増やしたいという魂胆があります。こうした行為はしないようにしましょう。
どのように使うべきか?
Twitterの提示する条件のなかで、有効に使うにはどのようにすればよいでしょうか? こちらも考えてみましょう。
1. コミュニティ内のやり取り
一番わかりやすいのは、テレビやラジオに関するハッシュタグでしょう。同じ番組を視聴している人たちが、実況を通じてコミュニケーションを取っています。
つまり、同一のことを体験している人同士を繋げるためにハッシュタグを使うことは有効な手段になります。
これを大きくしたのが、紅白歌合戦のイベントページだったりします。
2. ハッシュタグでイベントを開く
「ハッシュタグをつけてツイートした人に抽選でプレゼント!」のような方法も、アカウントの認知度やフォロワーを増やすのに有効でしょう。
他にもフォトコンテストのようなことを開いたり、大喜利のようなイベントを開催するとハッシュタグが広がっていく可能性があります。
まとめ
スパム扱いされないための2つの注意点。
- ハッシュタグを使いすぎないこと
- 内容に関係するハッシュタグだけを使うこと
つまり、ユーザーの妨げになるような使い方をしなければ大丈夫、ということですね。
逆にユーザーの利益になるような情報を、ハッシュタグをつけてツイートすれば、それだけアカウントへの信頼度が上がります。うまく活用していきたいですね!