タグページはコンテンツの整理や探しやすさに貢献するので、多く設定する方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、ユーザーとして特定のことに関して調べるとき、タグページは非常に役に立ちます。
だからついついタグを多く設定してしまいますが、2つの落とし穴があります。
1つは『コンテンツの重複』です。例えば、『iPhone』と『iOS』のタグページがあった場合、中身が被ってしまう可能性は非常に高くなるでしょう。コンテンツが重複した場合、Googleからペナルティを受けるかもしれません。
【参考】重複するコンテンツ(ウェブマスターツール・ヘルプホーム)
もう1つは『中身がないページ』になる可能性です。パンダ、ペンギンの両アップデートによって、中身を伴わないページは、ペナルティの対象となってページランクが低くなります。むやみやたらにタグページを生成すると、コンテンツが1・2個しか存在しないページも出来るでしょう。こうしたページはペナルティの対象となる可能性があります。
解決方法
こちらの解決方法としては2つ考えられます。
1. noindex robots metaタグを利用する
こちらはどちらかと言うと、タグページそのものをインデックス化しないという考え方です。タグページ自体を検索エンジンに表示させない場合は、こちらを選ぶとよいでしょう。
noindex robots metaタグは、検索エンジンのbotに対してインデックス化するな、という命令を送ることができます。
<meta name=”robots” content=”noindex”>
WordPressを使っている場合は、『WordPress All in One SEO』で簡単に設定を行えます。
<設定>→<All in One SEO>を開きます。
タグをnoindexにするにチェックをつければ、タグページがインデックス化されなくなります。
2. 手作業で不要なタグを無くしていく
地道な作業ですが、タグページを検索結果に出したい場合は、こちらになるかと思います。
私も最近は気をつけていますが、昔の記事を見直すと1つしかないタグをつけていたりします。他にもタグがついていて、不要だと判断できる場合は思い切って消していった方がよいでしょう。
まとめ
タグページは便利ですが、気をつけて設定しないとペナルティの対象となる場合もあります。
- コンテンツの重複
- 中身がないページ
この2つに気をつけて設定を行いましょう。
タグページを検索結果に出す必要がないと感じた場合はnoindex robots metaタグを使い、インデックス化されるのを防ぎましょう。
検索結果に表示したい場合は、地道ですが手作業で不要なタグを消していきましょう。
(Photo: Nemo)