以前に検索順位チェックツールを紹介していますが、検索順位が突然ガクっと落ちたら不安になりますよね。
「昨日まで1位だったのに10ページ以降に…オーマイゴッド!」…こんな感じのパターンは稀かと思いますが、ターゲットしている言葉の検索順位が落ちたら、ショック以前に大問題。
そうなった場合、Googleによって何らかのペナルティを受けている場合があります。実際にペナルティを受けていたら厳密にサイトをチェックする必要がありますが、今回は一番簡単に出来るチェック方法をご紹介します。
Googleのセーフブラウジング機能です。
セーフブラウジング機能
セーフブラウジングは元々不適切なコンテンツ(アダルトやウィルス等)を排除するための機能です。子ども向けのケータイに掛かっているフィルタリングと同様の機能を、Googleの検索結果にかけてくれます。大人になると外したくなるのは、どれもこれも同じですね。
さて、このセーフブラウジング診断に引っかかった場合、ウィルスやマルウェアに感染している可能性、もしくは不適切なコンテンツが表示されている、ということがわかります。
「うちは不適切なコンテンツを載せてないよ!」という方も要注意なのですが、実は相互リンクを貼っているサイトが不適切コンテンツを表示している場合、あなたのサイトが不適切なサイトとして扱われる可能性もあるそうです。まさに落とし穴ですね。
相互リンクの落とし穴 Google Chrome セーフ ブラウジング機能(SEO Ragnarok)
診断に引っかかったなら、すぐにWebmastarツールでマルウェアをチェックしたり、リンク先を確認することをオススメします。特にマルウェアの場合は信用問題にかかわりますからね。
使い方は至って簡単で、
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=
site=の後ろに診断したいサイトのURLを入力するだけです。弊社の場合はこのようになります。
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=https://www.hivelocity.co.jp/
Google先生は完全にシロと判断してくれています。よかった!
まとめ
ペナルティかと思ったら、まずサイトが不適切でないかを調べましょう。マルウェアやウィルスに感染していたり、リンク先が不適切だったら、セーフブラウジング機能で分かります。
マルウェア、ウィルスの場合は特に緊急を要します。早急に対処しましょう。
(Photo: PublicDomainPictures)