サンシャイン水族館のアプリ『Ikesu』がすごく気になる件について

すごい、これ絶対すごいですよ!

サンシャイン水族館が2月7日に公開したスマートフォンアプリ『Ikesu』!

現在Android版のみが公開されていますが、近いうちにiPhone版も公開されるようです。

どんなアプリかと言うと、サンシャイン水族館の水槽横に設置されているICタグ・QRコードをNFCやQRコードリーダーで読み込むと、自分のスマートフォンに、あなただけの水族館ができるんです!

Ikesuで集められる魚は全30種類。コンプガチャではないのでコンプしても何かメリットがあるわけではなさそうですが、魚好きなら全種類集めたいところですね。

そういえば、昔、友だちがPS3でアクアリウムを作るゲーム、やってたなぁ。

スマホで魚図鑑・水槽が作成できる新しい展示サービスを開始!(サンシャイン水族館)

Ikesuから考えること

若干ニュアンスは違うかもしれませんが、Ikesuにはスタンプラリーのようなインセンティブがあると思います。スタンプラリーは特定の場所に置かれたスタンプを全種類集めることで、何らかのメリットがあります。でも、自主的に参加したスタンプラリーって、やっている内に『全種類スタンプを集めることが目的』となると思っています。「全種類集めたら景品もらった!」となる人は、私以外にも絶対いると思うのです。

Ikesuは景品こそもらえませんが、「全種類集めた!」という満足感を得られますし、その後もアプリで個人のイケスとして眺めることができます。これって、魚好きな人や、可愛いもの好きな人にとってすごく大きなメリットだと思います。

興味が無い人はとことん興味が無い類いだと思いますが、これこそ“アンチユビキタス”と言っていいのではないでしょうか。全員を満足させるのは難しいけれど、自分たちに興味を持っているであろう人々を全力で満足させる、というのがこれからのマーケティングになっていくと思います。

Ikesuは、これから良いケーススタディーとして語り継がれる気がします。

私はこうした考えとは全く関係なく、アプリを見た途端にサンシャイン水族館へ行きたくなってしまいましたけど!(笑

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