ついにきてしまいました、Google Chrome 25。基本的にはChromeのアップデートはユーザーとして嬉しいのですが、このバージョンだけは何とも複雑な気持ちです。
以前から言われているように、このバージョン、全ての検索をSSL暗号化してしまうのです。これをされてしまうと検索ワードが分からない『not provided』が量産されてしまいます。日々Analyticsを見ている方は、not providedに悩まされていることかと思います。
このnot providedがさらに増えるというのですから、なんとも複雑な心境になってしまいます。ちなみに弊社のChrome利用者の割合は全体の30%ほど。今まで全員が全員SSL暗号化されていなかったにせよ、not providedが増えることは間違いないと思われます。
現在ですら40%を占めるnot provided。これ以上増えたら検索ワードが全く分からなくなりかねません。
しかし、キーワードが分からなくても、ある程度の目星をつけることはできるのです。それには、not providedのユーザーが、どのページへ来ているのかを知る必要があります。
簡単に出来るので、早速やってみましょう。
not provided対策
まず、Analyticsの[トラフィック] > [サマリー]から[キーワード]の『レポート全体を見る』を開きます。
次に『セカンダリ・ディメンション』を開き、『ランディングページ』を選択します。
キーワードごとのランディングページ(検索から最初にどこへ訪れたか)が分かるようになります。
ランディングページが分かれば、何となく検索されたワードは検討がつくのではないでしょうか。
1位の『/blog/7319』は「これでばっちり!Facebook広告の種類と特徴・出稿方法・ポイントまとめ!!」です。5番目のページは『Facebook エッジランク(EdgeRank)のまとめ』ですね。Facebook広告とEdgeRankに関して強い関心があるというのが分かります。
みなさんのサイトは、どのようになっていますか? not providedのランディングページを見つけて、考えてみましょう!