Graph Searchが発表されてから早1ヶ月が経過しました。発表されたときには大きな反響があったけれど、今となってはなんとなく過去の話になってる気、しますよね。
しかしFacebookはプライバシーの問題を検討した後、一般に公開すると述べています。時期を断定することはできませんが、いつの間にか新サービスが始まっていることも珍しくないFacebookなので、わりと早いうちに開始されるような気がしています。
さて、このGraph Searchについて、Edgerank Checkerを提供しているapplumが分かりやすい解説をSlideShareにアップロードしていますので、要点をまとめていきたいと思います。
What is Graph Search?
1. Graph Searchとは
ソーシャルで繋がった人々を探すFacebookのテクノロジー
2. Graph Searchが出来ること
- あなたの興味を共有できる人を探す
- 世界中のフォトを探せる
- レストラン、音楽などの発見
3. Graph Searchはどういう働きをする?
あなたが検索したいものを入力すると、人、ページ、場所、アプリ、グループなど、ユーザーに最も関連するであろうものを表示する。
ユーザーによってGraph Search検索結果が変化します。しかも、信じられない精度で検索者と関連性を持っています!
つまり、検索者との関わりが高ければ高いほど検索結果の上位に出てきます。ブランドは、いいね!やチェックインなどの施策が考えられます。
4. Graph Searchに広告を出すことができる?
現在のところスポンサー検索広告のみ利用するができます。スポンサー検索広告については、こちらをご覧ください。
我々(Applum)は、近いうちにリターゲティング広告が打てるようになるのではないかと考えています。Googleの検索結果と似たような感じになるでしょう。
5. Graph Search最適化
- Open Graphメタデータをウェブサイトに入れる
- Facebookページをしっかりと運営する
- ベースとなるファンを構築する
- エンゲージを結べるコンテンツを作成する
6. Open Graphメタデータ
Open GraphメタデータはブランドをFacebookのウェブサイトやコンテンツを共有するのを助けます。
Open Graphメタデータについては、こちら。
7. Facebookページをしっかり運営する
Facebookページの基本データを全て入力する。
この基本データに入力されているものがインデックス化されるため、空白があると検索に引っかからないことがあります。
8. ベースとなるファンを構築する
ソーシャルの繋がりが、表示されるランクに影響を与えます。つまり、ファンの数が多いほど表示される可能性は高まります。
ただし、ファンを買うというのは絶対にしないこと。
9. エンゲージを結べるコンテンツを作成する
我々(Applum)は、近いうちに投稿やコメントが検索結果に表示される予想しています。
また、ファンとのエンゲージを結ぶのはコンテンツが基本です。ユーザーに魅力を感じてもらえるコンテンツを作成し、エンゲージメントを強めましょう。
まとめ
GoogleなどのSEOもそうですが、Graph Searchの最適化もまじめに取り組んだページが評価されるようになります。
SEOでいうバックリンクを買うなどの不正行為が、Facebookではファンを買うという行為にあたるでしょう。
「ユーザーのためになるページは、どんなページか?」ということを念頭に、運営していくことが重要ですね!