Twitterは2月20日(現地時間)、広告API『Twitter Ads API』を正式発表しました。1月から行っていたベータテスターのパートナーと共に、本日から広告管理機能の提供を開始します。
Twitter Ads APIのパートナーは『Adobe』、『HootSuite』、『Salesforce』、『SHIFT』、『TBG Digital』の5社で、それぞれの広告プラットフォームでTwitterの広告APIを提供するとのことです。つまり、これらのパートナーを通じ、Twitter広告の管理や、複数のチャネルで行っている広告戦略を統合することが可能になります。
また、Twitter Ads APIパートナー拡大のため、Twitter社は現在パートナーを募集しています。
Apply for access to the Twitter Ads API
他にもTwitter公認製品プログラムに広告が含まれるようになり、効果的なTwitter広告運営が可能となります。
プロモ商品用の「Twitter広告API」が始まりました(Twitter Blog)
Twitterは同ブログの中で「目立つ広告よりも、スマートな戦略をとる広告主が有利になるよう作られている」と述べています。(質の低い)広告が多くなると、どうしてもユーザーは不便を感じ、サービスから離れていってしまいます。Twitterは広告の質を高められるようリッチコンテンツを作れるようになり、プラットフォームとしても強化されてきました。この強化を、いかにスマートな戦略に導入できるか、がROIを高める鍵となるでしょう。
ソーシャルメディアとして確固たる地位を築いたTwitterは、今後良い広告媒体としても高い評価されていくと思います。広告APIを発表したことで、より効果の高い広告を運営することができるようになるでしょう。
Twitterのプラットフォーム強化、及び広告事業の強化の今後に注目していきましょう。