Googleが世界の美術館・博物館に収蔵する作品をネット上で見られるようにしました。Google Art Projectがリリースされたときにはスゴく画期的だと思ったものです。
日本の美術館・博物館が加わると聞いたとき、結構驚きました。こうしたものは渋るだろうなぁ、という固定観念を打ち破られたからです。
そして、今日またびっくりするものを知りました。それがスマートフォンアプリのe国宝です。
e国宝
iPhoneアプリのリリースはなんと2011年1月にされていたようです。なんてこった、私がこんな素晴らしいアプリを見逃していたなんて! ちなみに今月、Android版もリリースされています。
このアプリ、独立行政法人国立文化財機構が提供しているもので、東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館といった国立博物館に貯蔵されている作品を超高画質で見ることができます。
画像の読み込みだけは超高画質なため若干時間かかりますが、他は操作性もなかなか良いですよ!
ジャンルも絵画、書跡、彫刻、建築、建築、金工、刀剣、陶磁、漆行、染織、考古、歴史資料、法隆寺献納宝物と13に及びます。
刀剣であれば例えば、こんなものが。なんだかわかりますか? 左下のボタンを押すと解説が出てきます。
いわゆる童子切安綱です。源頼光が酒呑童子を切り落としたという伝来があります。なんとも心が踊る話ですよね。
他にも数多くの国宝・重要文化財が掲載されています。勉強にも、鑑賞にも使えますので、少しでも気になった方は是非ダウンロードしてみてください!
e国宝(iTunes):https://itunes.apple.com/it/app/e-guo-bao/id413457009?mt=8
e国宝(Google Play):https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.tnm.emuseum