現地時間2月28日、FacebookはMicrosoftのオンライン広告プラットフォーム『Atlas』を買収すると発表しました。買収金額は公表されていませんが、AdAgeは1億ドルと推定しています。
FacebookとMicrosoftは検索エンジンのみではなく、広告事業など幅広い分野で提携しています。
Atlas買収
Atlasは2012年6月からFacebookの公認パートナーであり、多くの広告主がAtlasを採用しています。Atlasの運営は、今後も同様に続けられるとのこと。
MicrosoftはAtlasを買収した理由について「Windows、Skype、Bing、Xboxなどのプラットフォームを育成することに重点を置いたため」と、ブログで述べています。
一方、FacebookはAtlasの効果測定機能を強化する狙いがあると見られています。Graph Searchと組み合わさったとき、GoogleのAdSenceを超える広告ネットワークが出来るかもしれませんね。FacebookとGoogleの争いが加速しそうです。
The Story Behind the Story: Why We Sold Atlas to Facebook(Microsoft Advertising)
【参考】
Facebook Lays Groundwork For Ad Network Off The Social Site(AdAge)
Facebook、Microsoftの広告配信技術「Atlas」を買収(ITmediaニュース)