AdWeekは3月9日(現地時間)、YouTube共同創業者のChris Hurley氏が現在、新しい動画サービスを準備中と報じました。
YouTubeがGoogleに買収されて早6年半が経過しています(6年前といえば私がまだ高校生…)。その間にも世界ではVimeoやDailyMotion、日本でもニコニコ動画が有名になり、競合しています。
Hurley氏は2010年にYouTubeを離れましたが、近いうちに新しい動画サービスをローンチする予定だとAdWeekは述べています。
新しい動画サービス
AdWeekが報じたところによれば、要点は2つ。
- 1ヶ月後に新しいプロダクトを発表する可能性がある
- 主に動画ベースで、コラボレーションを重視したサービスを作る
コラボレーション重視の動画サービスというと、日本だとニコニコ動画が真っ先に出てきますね。例えばボーカロイドと各種やってみたのコラボレーションは見事なエコサイクルを築いています。
一方で必ずしもYouTubeと敵対するサービスを作るわけではないとも述べており、YouTubeのクリエイター同士でクリエイターがコラボレーションを促進するプロダクトなのかもしれません。完全に憶測ですが、コラボレーション促進ということで、企業がユーザーと共に何かを作り上げる……なんてことも出来るかもしれませんね。
YouTubeがローンチされた頃は、動画サービスは回線や、サービス側のサーバーなど様々な問題がありました。現在はそうした問題の多くが解消されつつあります。それ以外のところで差別化を図らなければなりません。同記事を読む限りでは、Hurley氏はコラボレーションが重要だと考えているようです。そのサービス形態がどのようなものかとても楽しみですね。
何にせよ、近いうちにあるという発表が待たれます。