Droid Lifeによれば、Googleが『Google Babel』という新しいメッセージングサービスを開発しているとのこと。
あれ、Google Talkは? と思いましたが、既存のメッセンジャー機能(Google Talk、Google Voice、Google+ Messenger)を持ったサービスを統合するようなイメージです。Android、iOS、Chrome、Google+、Gmailで利用可能になり、複数のプラットフォームでシームレスなメッセンジャーが利用できるようになります。
また、特徴はこのようになるだろうと予測されています。
- どの環境からでも同じリストへアクセスが可能
- 会話ベースの新しいUI
- グループ会話
- 画像送信機能
- デバイス間の通知機能
Babelは旧約聖書 創世記 11章に登場するバベルの塔を意味します。塔が崩され、統一された言語がバラバラにされたというエピソードは有名ですね。ちなみにWikipediaによればバベルの塔が崩されたという記述は旧約聖書に無いようです。
個人的にはどの言語で話しても、相手の言語へ完璧に翻訳してくれる機能を付けてくれると嬉しいのですが、技術的にも、(特に日本語は)言語体系的にもまだまだ先の話になりそうです。神様の下した罰でしょうか……。
単純に利便性だけで考えても、Googleのサービスで繋がっていればメッセンジャーとして使えるので、かなり高いのではないでしょうか。あとは既存のメッセージングサービス——LINEやSkype、Facebook Messenger——と比べてどうなのかというところです。
来月開催されるGoogle I/Oで発表されるという話もありますが、さてさて真偽の方は?
Google’s Unified Chat Actually Named “Babel” – Coming to Android, iOS, Chrome, G+ and Gmail(Droid Life)
【参考】
神をも恐れぬグーグル。新サービス「Google Babel」は文字通りメッセンジャーの「バベルの塔」になるか?(すまほん!)
(Photo: Quebra Cabeça A Torre de Babel via Flickr)