Financial Timesは、YouTubeは早ければ今週中にもサブスクリプション型チャンネルをスタートする、と報じました。同記事の内容によれば、ローンチと同時に50以上のチャンネルが開設され、月額1.99ドル~利用可能である、とのこと。
YouTubeのサブスクリプションサービスといえば、3月頃にも音楽のサブスクリプションを行うとの報道がありましたね。今回は特に音楽とジャンルを限定してはいないようですが、New York Timesによれば子ども向け番組・エンターテインメント・音楽と幅広く手がけるようです。
具体的にチャンネルを開設するパートナーとして上がっている企業名は『Howcast』『World Wrestling Entertainment』『Machinima』があります。個人的にはMachinimaが行なっている『RANDOM LOL MOMENTS GIVEAWAY』というシリーズが好きなので、興味深いところです。
もうひとつ嬉しい点で私の例を出すと、テレビを見るときに『特定の時間帯にテレビの前へ居なくてはならない』ことに苦痛を感じます(そもそも部屋にテレビもありませんので、見るときはワンセグです)。また、時間的制約もかかるでしょう。しかし、YouTubeのサブスクリプションサービスにテレビコンテンツ――例えばディスカバリーチャンネルなど――が加わることで、好きなタイミングで好きな番組を見ることができます。本当にディスカバリーチャンネルが始まったらノータイムで課金します。
YouTubeがサブスクリプションサービスを始めることで、Apple TVのようなセットトップボックスのような製品も広がるかもしれませんね。他のサービスでは難しいかもしれませんが、YouTubeは3億人近いユーザーがいる上に、多数のクリエイターがいます。圧倒的なコンテンツ力を持っているので、牽引する力も大きいでしょう。
どのようなチャンネルが開設されるのか、今から楽しみです!
Google set to unveil subscriptions for specialist YouTube videos(Financial Times)
YouTube Is Said to Plan a Subscription Option(New York Times)
(Photo: YouTube sign in San Bruno, CA by jm3)