パズドラ、モバマス、拡散ミリオンアンサー……どこを見てもソーシャルゲームはカードばかりです。
ただのカードを集めて戦うゲームは、Magic Onlineでお腹いっぱいだったのです。でも、パズドラはパズル×カードに加え、なんとなくアーケードを思わせる作りで、かなり評判は良いですよね。私の周りにもプレイヤーがたくさんいます。正直、ちょっとやってみたいと思っていました。しかし個人的にパズルが苦手でして、恐らく自分には向いていないと判断を下して避けていました。同じ理由でぷよぷよクエストも何日かやっただけで辞めてしまいました。
「うーん、こんな感じのゲームないかなあ」と思ったときに見つけたの魔法使いと黒猫のウィズでした。出会いは4Gamerのこの記事です。
スマホ向けアプリ「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が100万DLを突破(4Gamer)
「へー、100万DLか〜……あれ? このUIってもしかして……」なんてことを思ったり思わなかったりしましたが、パズルじゃなくてクイズという部分に惹かれてダウンロードしてみました。
ソーシャルゲーム特有の懇切丁寧なチュートリアルをクリアして、クエストを進めていくわけです。そしてカードを集めて合成して、時にはトーナメントに出たり……やっていることは、既存のソシャゲーと大きく変わりません。
しかし“クイズ”という要素は、ただボタンをポチポチ押しているだけの“紙芝居”的なものよりもはるかに人を惹き付けます。パズドラがブレイクした一因も、そこにあるのではないでしょうか。要は「ゲームってアクティブなものの方が面白いよね!」ということです。例えばノベルゲーとアクションゲー、どっちやりたい?と聞かれたら多くの人がアクションゲーと答えるようなものです。当然ノベルゲーにはノベルゲーの良さがあって私も好きなタイトルもありますが、多くの人はアクションを選ぶでしょう。
そう考えると、“クイズ”はアクションゲームほどではないにせよ、かなりアクティブなゲームです。人は自分の知識を試すのが好きですからね。しかもGoogle検索みたいなことが出来ないように制限時間も設けられています。出される問題も、端は小学生でも解けるようなものから、端は「誰がわかるんだよこの問題!」みたいに幅が広く、頭を悩ませてくれます。ちなみに私は文系・理系・アニメ・雑学の問題は割と得意なのですが、スポーツ・芸能系の問題はさっぱりわかりません。
また、トーナメントの順位にはデッキの強さも関係しますが、他の人が“何秒”で正答したかが分かるようになっていますので、非常に白熱します。回答時間を見ながら思わず「お前早すぎだろ!」と独り言を漏らしてしまうほどです(2秒って絶対問題文を最後まで読んでないですよ)。
もちろん、ソシャゲーの醍醐味“ガチャガチャ”もあります。私も10回ほど回していますが、やっぱりSランクのカードが出たときの喜びは格別です。
「ポチポチ押すだけのソシャゲーはもう食傷気味……」と思っているあなたに『魔法使いと黒猫のウィズ』オススメです。一緒にクイズを解いてみませんか?
魔法使いと黒猫のウィズ(コロプラ)