iPadなどのスマートデバイスを使った教育手法は、最近注目を集めているところです。ちょうど、今日、ITmediaにもこのような記事が掲載されました。
iPadで授業を変えた学習塾、「板書時間」から「考える時間」へ(ITmedia)
こちらでの記事で取り上げられた学習塾・俊英館には学生時代、取材させていただいたことがありましたが、iPadと紙を組み合わせて上手な教育を行っていた印象が残っています(小池さんに感謝です)。
世界的にも先進国を中心にスマートデバイスやインターネットを教育に生かそうと教育改革が行われています。
とはいえ、テクノロジーが教育に影響を与えたのは、今回の例だけではありません。NOWSOURCINGのインフォグラフィック『THEN VS NOW』をご紹介します。
THEN VS NOW
1933年に導入された投影機のようなデバイスは、52%の学校でサイレントフィルムで利用され、3%がサウンド付きで利用されました。1930年に広まったプロジェクターと合わせ、学校教育に映像が使えるようになったのは教育革新の第一歩です。
そして、1939年にLAの教室へ初めてテレビが導入されました。やはり投影機、プロジェクターもテレビには及びません。
1964年にはBASICがダートマス大学で開発されました。しかし、今のような誰もが使える簡単なPCではないため、普及は理数系の大学に留まります。
ちなみに日本でPCの整備が始まったのは1985年のことです。
そして現代、2012年には150万台のiPadがアメリカの学校で利用されるようになり、2013年には18歳以下の学生のうち90%はモバイルを使っています。
Image compliments of Master of Arts in Teaching Degrees
今後、どのようにテクノロジーは教育へ関わってくるのでしょうか。最近は世界の講義をストリーミングするサイトも増えていますね。やがて、教育を受けるのに大金は必要が無くなる時代がくるのでしょうか。それこそ教育機会を平等にする良いことだと思います。
進歩したテクノロジーを、上手く教育へ取り込める活動を、個人的に応援しています。いくつもデジタル教育に関するFacebookページはありますが、こちらをフォローすると最新事情がわかるかもしれません。
(Photo: 関西大学 日本 学校 教室 内部 黒板 デスク 席 教育 ウィンドウ by tpsdave)