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【マカフィーレポート】FacebookやTwitterのアカウント情報を盗むウィルス『Koobface』が流行の兆し

アンチウィルス会社マカフィーが発表したレポートによれば、2013年1Qにおいて、Koobfaceというワームウィルスに流行の兆しが見られるとのことです。このKoobfaceは2008年からあったそうですが、それほど被害はないようでした。しかし、2013年Q1には3倍の数が確認できた、としています。

USA TodayにはKoobfaceについてケーススタディが記載されていました。

(Koobface作成者は)最初、Facebookユーザーへフレンドリーなメッセージを送り、リンク先の動画をクリックするように頼んだ。そのビデオを視聴するためには、プレーヤーのアップデートが必要となり、実行ファイルをクリックするためのメッセージが表示される。典型的なベイト・アンド・スイッチ(おとり)で、これをクリックすることでPCにアタックがかかるようになっている。

このウィルス被害者は、自動的に自分のアカウントから友達へ向けて同様のメッセージを送った。

Hijacking of Facebook account spikes in first quarter(USA TODAY)

先日のフィッシング詐欺メール同様、不審なメッセージに含まれるURLをうかつにクリックしないクセを付けることで回避できるでしょう。

マカフィーラボの副社長Vincent Weafer氏は、サイバー犯罪者が機密性が高い個人や組織の情報がハッカー経済の通貨だと考え始めたとし、ソーシャルメディアによって個人情報を盗まれる可能性があることを意識しなければならないと警告しています。

ソーシャルメディアが流行し、友達からスパムが送られてくる可能性があるからこそ、防犯意識を高める必要があるのではないでしょうか。ソーシャルメディア上で友達からシェアされたリンクを無条件でクリックする人は多いと聞きます(データがあったと思うのですが、すぐに引っ張り出せませんでした…)。すぐにクリックしたくなるのを思いとどまって、本当にそのリンクは安全なのかを冷静に考えてから開くようにするというのを、頭の片隅に入れておきましょう。

McAfee Quarterly Threat Report Sees Social Media Worm Resurgence as Spam Rises Dramatically(Bloomberg)

(Photo: 男 絶望 問題 Null 1 バイナリ バイナリ コード クラッシュ 管理者 攻撃 侵入 by geralt)

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