6月20日、PayPalとソフトバンクが提供するモバイル決済サービス『PayPal Here』の決済手数料が、従来の5%から3.24%に改定されることがアナウンスされました。この改定は7月1日から適応されます。
PayPal Hereはご存知の通り、スマートフォンのイヤホンジャックにカードリーダーを装着することで、モバイルによるカード決済を行うことが出来るサービスです。
このサービスの競合としては、Square、Coiney、楽天スマートペイなどがあります。手数料はそれぞれ、3.25%、4%、3.24%(6月18日に改定)となっています。各種、iOSとAndroid両方に対応していますので、決め手となるのは手数料と銀行口座への振込タイミングとなるでしょう。
今回の改定によって楽天スマートペイと並んで業界最安となりましたが、この手のモバイル決済サービスは始まったばかりです。仁義なき手数料引き下げ戦争が始まるかもしれませんし、サポート範囲を拡張することでユーザーを増やす方針を取っていくかもしれません(こっちの方がユーザーのためですよね)。
今後、普及のために各社がどのような戦略を取っていくのか、継続してウォッチします!
スマートフォン決済ソリューション「PayPal Here」決済手数料を3.24%に改定(PayPal ニュースリリース)