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あなたのメッセージ、本当にユーザーへ届いてますか?

Google Think Insightに、興味深い記事が掲載されていました。

『Flipping the Funnel: From Exposure to Engagement』—直訳すれば、「ファネルの転換:露出からエンゲージメントへ」となるでしょうか。

マーケティングの考えとして、とても重要なことが書いてありますので、概要を見てみましょう。

Flipping the Funnel: From Exposure to Engagement

今までは“露出型”のメディアプランニングに焦点が当てられていました。しかし、現在の新しいメディア——ソーシャルメディアなど——は、エンゲージメントを結ぶことが重要となっています。エンゲージメントを構築するマーケティングプランを実行することで、“信頼(アドボカシー)”をブランドに抱き、長期的な顧客ができるのです。

  • 露出モデル
    今まで行われてきたモデルで、一方通行のコミュニケーションになりがちです。具体的には、テレビCMなどが当てはまります。ブランドは多くの人にリーチできますが、一方で消費者から篩にかけられることになります。
  • エンゲージメントモデル
    新しいモデルで、ブランドは人々と共有したり、ともに製品を作成するなどのインタラクションを持つことができます。リアルタイムにフィードバックが受けられ、アイデアを提供してもらったり、ブランドからのメッセージをファンが広めてくれるようになります。

ちなみにCMO(最高マーケティング責任者)の52%は、効果的なカスタマーエンゲージメント構築の方法を考えながら眠りにつくそうです。30%は顧客と継続的な関係を築く方法、22%は顧客体験であるとのこと。

92%の消費者はソーシャルメディアなどで友人や家族から紹介されると、その情報を信じますが、広告は無視するようになりました。これは、2007年から18%増加しています。一方で、49%のマーケターは広告を打つことこそ、最も有効なマーケティングだと考えています。新規顧客を作るために、コンテンツを作ることが最も有効だと考えているのは、27%に過ぎませんでした。

また、米国でインターネットを利用する大人の80%は新しいブランドや製品について、ネット上で知り合った人から勧められました。そのうちの94%が、その勧められたブランドから製品を購入したり、試してみたと回答しています。

google_think_insight_infographicsGoogle Think Insights: Flipping the Funnel: From Exposure to Engagement

一度、自分に問いかけてみましょう。

「あなたは、ユーザーに届くマーケティングを行っていますか?」

インフォグラフィックにもありますが、広告がユーザーに届きにくくなる時代になっています。だから、ユーザーへ届くようなマーケティングに変えていかなくてはなりません。

この考えはインバウンドマーケティングと非常に似ています。こちらの記事を、ぜひお読みください。

インバウンドマーケティングとは?

(Photo: Hearts all a Flickr by Neal Fowler)

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