「Google Mapには、10億人のアクティブユーザーがいる」
Googleは、今月8日に公開した記事でこう切り出し、ユーザーの多くは近くのレストランやディーラーを探すために利用していると述べました。
その上で、近日公開予定のAndroid、iOS向けのGoogle Mapアプリの新バージョンで、ローカル広告機能を搭載することを発表しました。この広告は”Relevant ads(関連広告)”と呼ばれています。検索したキーワードに関連する近くの店舗の広告が、スクリーンの下に表示されています。
広告をタップやスワイプすると広告が展開され、詳細情報が表示されます。
この広告は既存キャンペーンからロケーション広告を追加、もしくはAdWords Expressから出稿することができます。また、モバイルデバイスやGoogle検索パートナーへ非表示設定している場合は、表示するよう設定の変更が必要なのでご注意を。
無料と有料、2つのアクション
出稿した広告へのアクションは、無料と有料の2つがあります。
無料
- ロケーション情報の保存
- ロケーション情報の共有
有料
- ナビゲーションを表示する
- 電話番号のリンクから電話をかける(Click-to-Call)
- 広告見出しのタップ
- 詳細なロケーション情報のタップ
“詳細なロケーション情報”はちょっと分かり辛いので解説を加えると、以下の4点です。
- 住所
- 電話番号
- 写真
- ユーザーレビュー
行きたい場所を探すときだけではなく、近くで適当な飲食店を探したりするのにも重宝しますよね、Google Map。行き先を決めていないユーザーにとって、かなりの影響を持ちそうな広告です。
ローカル広告については最近Foursquareがリリースしています。Appleも対応するでしょうし、厳しいローカル広告競争が始まりそうですね。
Attract new customers with local ads on the Google Maps app(Google AdWords Blog)