モバイル決済のSquareは、ぐるなび、三井住友カードと協業し、ぐるなびに加盟する約1万店が利用している『ぐるなびPRO認証システム』の決済機能の強化することを発表しました。
ぐるなびPRO認証システムはスマートフォン等でチェックインすることで、ポイントを貯めたり、支払いにポイントを使ったり、事前に取得していたクーポンを利用できるようになる機器です。決済システムは付属しておらず、導入しようとすればクレジットカード・電子マネーの専用端末が必要でした。
ぐるなびの調査によればクレジットカード・電子マネーによる決済の需要が高まっているにも関わらず、飲食業界の4〜5割がクレジットカード決済に未対応で、電子マネー決済は9割が未対応だと言います。そこで、今回の協業を行い、クレジットカード・電子マネー決済に対応するとしています。クレジット決済は2013年8月から、電子マネー決済は2013年度中に開始が検討されています。
元々SquareはMake Commerce Easy(あなたの商業活動を簡単にする)ことをミッションとして掲げており、今回の協業は沿ったものと言えるのではないでしょうか。また、アメリカではクレジット決済は多くの場所で利用できるようになっており、少額決済でも使われていると聞きます。まずはクレジット決済を行える場を増やすことが、利用者増加に繋がるのではないでしょうか。
今後の展開からも目が離せませんね。
ぐるなび、Square、三井住友カード、全国の飲食店向けの決済機能強化で協業(ぐるなび)
ぐるなび、Square、三井住友カード、全国の飲食店向けの決済機能強化で協業(三井住友カード)
Squareからのプレスリリースはありませんでした。(2013/8/22 20時)