マーケティングに特化したソフトウェアを利用しよう——でも、どれを使えばいいんだろう？ そんなお悩みをお持ちの方がいるかもしれません。
HubSpotを初めとして、多数のマーケティングソフトウェアがリリースされています。特にHubSpotへ興味を持っている方は、海外の他のマーケティングソフトウェアにも注目しているのではないでしょうか。
HubSpotと他のマーケティングソフトウェアの違いについて見ていきます。今回は『pardot』との違いについてです。
HubSpotとMarketoの違い
HubSpot
- Google AnalyticsやAdWordsなど、他の分析ツールを統合して利用できる
- ROI測定ができるため、マーケティング投資がスマートに行える
- TOFU(Top of the Funnel)とMOFU(Middle of the Funnel)の戦略が特に優れている
- 16のメールテンプレートが用意されており、さらにその中でもバリエーションが複数あるため、そのまま文字を打ち込んで使えるようになっている
- ワークフローを作成することで、自動レスポンスや間隔設定を行ったメールマーケティングを行える
- SEO、CMS、ソーシャルメディアツールを利用することで人数が少ない中小企業でもインバウンドマーケティングを実行しやすい
- デフォルトに用意されたソフトウェアには、高度なツールが用意されていない。しかし、マーケティングプレイスや外部ツールとのAPI統合によって補えCRMとしては十全とは言えないが、Salesforceやその他のツールが統合できるようになっている
- 高度なディベロッパー向けのカスタマイズオプションは少数のみ
Pardot
- Google AnalyticsとAdWordsとの素晴らしい統合
- Salesforceとの統合可能
- 全てのバージョンがサードパーティのCRMプラットフォームとの統合ができるようにAPIを提供されている
- リードが検索したキーワードや、トラフィック元が同期できるようになっており、CTR、キーワードごとのコストなどが計算によってROIの向上が測れる
- TOFU、MOFUに最適なリードマネージメントシステムが提供されている
- WYSIWYGのメールデザインインターフェイスと36のデザインテンプレートがある
- イベント管理の自動化がサポートされていない
- ファシリティマネージメント、出席者の制限、RSVP、リストとスケジューリングは、サードパーティを使う必要がある
- システム管理ツールは若干欠けており、重複したリードによる問題の解消を行うのが困難
- 基本的なリードナーチャリングは可能だが、リードに関する機能は限定的となっている
- SEOの機能が限定されている
プライシング
HubSpot
- ベーシックプラン―年に31万円(月に約2.2万円)
- プロフェッショナルプラン―年に110万円(月に約8.8万円)
上記に加えて、コンタクトリストの量につき、コンタクトプランが追加されます。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
Pardot
- プロフェショナルプラン―年に119.1万円(月に9.9万円)
- エンタープライズプラン―年に238.3万円(月に19.8万円)
上記の例は3万コンタクトとなっています。
