9月もあっという間に過ぎ去って、早くも10月になってしまいました。
Facebookは今月も大きく、重要なアップデートを行っています。先月に引き続いて、今月(と今週)行われて抑えておきたいものをまとめました。計らずも前回と同じく4つになってしまいましたが、ぜひ週末に一読ください!
1. リンクイメージのサイズが大きくなるアップデート
広告を出していても、出していなくても、このアップデートへの対応は必須です。リンクイメージのサイズが3倍近く大きくなりました。
このアップデートに適応するためにはサイト側のOGP設定を行う必要があります。設定の方法はこちらのページが非常に参考となりますので、ぜひご覧ください。
Facebook Studioが公開した推奨サイズは以下の通りです。
推奨設定
- テキスト:
90文字- リンク先のタイトル:
25文字- アスペクト比:
1.91:1- 画像サイズ:
1200×627 pxデスクトップ
- アスペクト比:
1.91:1- 最小サイズ:
400×209 pxモバイル
- アスペクト比:
19.1:1- 最小サイズ:
560×292 px
このアップデートに適応したウェブサイトは、CTRが69%増加しています。また、いいね!やコメントの増加によってエンゲージメント率も高まることが分かっています。Facebookからのトラフィックを増やしたいのであれば、必ずアップデートしましょう。
2. ニュースフィード広告にユーザーフィードバックが反映される
ニュースフィードに表示される広告へ、ユーザーから受けたフィードバックを反映されるようになることがNews Feed FYIで発表されました。ユーザーからネガティブフィードバックを受けたジャンル(例えばエレクトロニクス)の広告は、そのユーザーのニュースフィードに表示されにくくなります。
- ネガティブフィードバック:いいね!を外す、スパム報告をする、非表示にする
つまり広告の表示される対象が最適化していくというわけです。ユーザーは見たいジャンルの広告だけが表示され、広告主はCTRを高めることができます。今後、ユーザーのタイプ分けをさらに厳密に行って出稿する必要があるでしょう。
3. モバイルアプリインストール広告に行動喚起(Call to Action)が導入
モバイルアプリインストール広告は、インストールして終わり、という流れでした。インストールするという行為に特化しており、結果として現在までにiOSとAndroidを合わせて1億4500万ものアプリがインストールされています。一方で66%のアプリは起動回数が10回以下という現実もあります。
その現実を改善し広告主の利益に繋げるため、Facebook developersのブログにおいて、モバイルアプリインストール広告に行動喚起(Call to Action: CTA)が導入することを発表しました。画像の例は、ホテル予約アプリのもので、“Book Now(予約する)”をクリックするとアプリの予約画面に移動するようになっています。
developersブログでは、他にも4つの具体例が提示されました。
- 購入する – 24時間限定のセールやプロモーションに参加してもらう
- ゲームを始める – 最新のステージをプレイしてもらう
- 視聴する – 新規のプレイリストを聴いてもらう
- 予約する – 休暇に向けた低価格なプランのプロモーションを行う
2.のユーザーフィードバックと合わさると、高いコンバージョンレートが期待できます。これまで以上にモバイルアプリインストール広告は有効なものとして活用されるでしょう。
4. 投稿後の編集が可能に
投稿のときは細心の注意を払っているといえ、どんなに気をつけてもミスしてしまうのが人間というものです。ミスに気付いたときはもう遅く、しまったユーザーが反応している!なんて経験したことある方もいるでしょう。
でも、もう安心。投稿後も内容の編集が可能になりました。
間違えても良いというわけではありませんが、慌てることなく投稿の修正が行えますね!
まとめ
先月の重要なアップデートは4つ。
- リンクイメージのサイズ変更
- ニュースフィード広告にユーザーフィードバックが反映
- モバイルアプリインストール広告にCTAボタンの追加
- 投稿後にも内容の編集が可能
それでは、今月もアップデートを見逃さず、効果的なFacebook運用を行っていきましょう! 有益な情報は随時シェアさせていただきます!
(Photo: Facebook Application Icon for Fluid by mindfreeze86)