Facebookの広告作成、管理ツールがアップデート。シンプルな作成画面と、より目的に即した効果測定が可能に

Facebookは、Facebook for Businessのブログで広告ツールのアップデートを発表しました。

アップデートの対象はAds Create Tool、Power Editor、API、及び広告管理ツールです。Facebookは今回のアップデートにより、広告の作成と効果測定がより簡単になる、と述べています。

今回のアップデートで何が変わったのか?

Facebook広告の出稿目的は、大まかに分けて8つのパターンがあります。

  • ウェブサイトへのトラフィックを増やす
  • ウェブサイトでコンバージョンしてもらう
  • エンゲージメントを高める
  • ページへいいね!してもらう
  • アプリをインストールしてもらう
  • アプリエンゲージメントを高める(詳しくはこちら)
  • クーポン提供
  • イベント招待

例えば、自社のウェブサイトのトラフィックを増やしたいのであれば、リンクを添付して投稿するのが最も効果的です。今回のアップデートによって、目的別に広告の作成ができるようになりました。

(Credit: Facebook for Business)

さらに、提供する場所も重要です。ニュースフィード広告(デスクトップ/モバイル)として提供するのか、それとも右カラムの広告として提供するのか。場所も簡単に決められるようになっており、どのように表示されたかわかるよう、プレビューも出るようになっています。

(Credit: Facebook for Business)

上記のアップデートと関連し、広告管理ツールでは選択された目的と直接繋がりました。つまり、当初の目的がコンバージョンだとしたら、その目的に対しての効果測定(コンバージョン数、CPA)が行えるようになっています。

(Credit: Facebook for Business)

これらのアップデートは数週間のうちに行われるとのことです。

Facebookは6月にも広告をシンプルかつ効果的にアップデートを行うことを宣言し、13個に整理すると告知されています。実際に7月はクーポン広告、検索結果広告、クエスチョン広告が削除されました。これに加えて、リンク付き投稿の画像サイズがアップデートも完了済みです。

また、広告アップデートに合わせて広告管理ツールもアップデートされてはいましたが、フォーカスした部分の効果測定には至っていませんでした。広告作成をシンプルにしたことで可能になりましたね。シンプルイズベストではありませんが、広告主にとっては一石二鳥と言えます。

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