Google Analyticsのアップデート、お気付きになりましたか?
『リアルタイム、ユーザー、トラフィック、コンテンツ、コンバージョン』だったメニューが、『リアルタイム、ユーザー、集客、行動、コンバージョン』に変わっています。
集客(Acquisition)、行動(Behavior)、コンバージョン(Conversion)は各頭文字を取ってABC分析と呼ばれます。どのように集客し(Acquisition)、サイトに訪れたユーザーがどういう行動を行い(Behavior)、最終的なコンバージョンを行ったか(Conversion)の分析です。
[集客] > [サマリー]で、このABC分析が一画面で行えるようになっています。Otherのコンバージョン率が高くなっていますね。Otherの項目に含まれているのは、feedburner、buffer、twitterfeedだったので主にRSSから来たユーザーがコンバージョンしているものと考えられます。
もちろん、詳細なトラフィックごとのデータも見られるようになっています。
アドバンスセグメントで表示させるセグメントを変えれば、全体に対するモバイルの割合なども表示させられます。
また、一覧を見たときに気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、参照トラフィックの項目が無くなって『チャネル』が取って変わっています。代わりに全てのトラフィックが見られるようになっています。また、参照/メディアではなくなり、『デフォルトチャネルグループ』になっていますね。
全てのトラフィックを選択すると、各トラフィックの詳細データが見られるようになっています。現状を簡単に把握するにはサマリーを見れば分かりますが、詳細にパフォーマンスを測定するのであれば、全てのトラフィックを見るべきです。
また、以前はコンバージョンレートまでしか見られませんでしたが、コンタクト完了数まで1つの画面で見えるようになっているのは、地味に嬉しいところです。
ビジネスとしてウェブサイトやメディアを運営している人にとって、今回のアップグレードは日頃の手間を大きく省いてくれるものになるでしょう。