Facebookは自社のプロダクトの利用を容易にするアップデートを続けています。昨日の広告アップデートも、その一環と言えるでしょう。これは目的を選択して、簡単に広告を作成できるようにすることで、最適な場所へ最適な形で表示させることを目指しています。
そして、本日新たにFacebook Page InsightをアップデートしたとFacebook for Businessのブログで発表がありました。
Facebook Page Insightのアップデート
インサイトのアップデートも、広告と同じく目的を明確にすることで、知りたい情報をより簡単に手に入れられるようになっています。
こちらが今までのインサイト。
そして、こちらが新しいインサイトです。ナビゲーションが増え、取得したいデータの種類を明確に選択できるようになりました。また、広告マネージャーもここからアクセスできるようになっていますね。
各項目で得られるデータを見ていきましょう。
いいね!
- 合計いいね!数
- いいね!の純増数推移
- いいね!がどこで押されたか
リーチ
- 投稿のリーチ
- 投稿に対するアクション(いいね!、コメント、シェア)
- ネガティブフィードバック(非表示、スパム報告、いいね!の取り消し)
- ページコンテンツの合計リーチ
チェックイン
場所にきたチェックインだけではなく、Facebookページやタブにアクセスした総数
- ページとタブのアクセス数
- ページへのアクティビティ(他のユーザーの投稿にタグ付け、ユーザーからのページへの投稿、チェックイン、クーポン取得)
- Facebook外からのページアクセス
投稿
- ファンがオンラインの時間(曜日にカーソルを合わせると曜日の時間帯推移が見られます)
- 投稿ごとの詳細なデータ
いいね!、コメント、シェアの隣にあるボタンをクリックすると、どのようなタイプのデータを見たいのかが選べるようになっています。
アクション率を選択すると、リーチに対してアクションを起こした人の割合が見られます。いわゆるエンゲージメント率です。
ユーザー
- ファンとなっているユーザーのデモグラフィック
- 実際にリーチしたユーザー
- リーチした中でアクションを起こしたユーザー
以前のインサイトと情報量自体は変わっていませんが、欲しい情報へのアクセスは容易になったように思います。やはりナビゲーションの力は大きいです。
みなさんは、今回のアップデートどう思いますか? 何か思ったところがあれば、インサイトのフィードバックか、コメントで教えてくださいね!