Googleは広告のソーシャル化を目指しています。Googleが公開したサンプルによれば、レストランを検索したときに友達がレビューしたときのコメントが表示されるようになるようです。
これは、Google+のデータが参照されています。つまり、あなたが見ている広告に出ている人物は、Google+で繋がっているということです。
これらのデータはGoogleが共有おすすめ情報と呼んでいます。
- あなたが管理できます。あなたのコンテンツは、あなたが共有することを選択した場合にのみ共有されます。なお、共有おすすめ情報の設定は、あなたのコンテンツやアクティビティの公開設定には影響しません。
- 友だちやその他のユーザーがオンラインで魅力的なコンテンツを見つけられるように、商用や宣伝用のコンテンツであなたのアクティビティ(クチコミ、+1、フォロー、共有など)があなたの名前や写真と共に使用されることがあります。
- 広告内の共有おすすめ情報であなたの名前や写真の使用を許可するかどうかは、ご自分で選択できます。使用を許可すると、友だちがあなたのお気に入りのコンテンツを見つけられる(また、気に入らないものを避けられる)ようになります。これは、このページの下部で設定できます。
プライバシーが表示されるということで心配する方も多いかもしれません。引用した文章にもあるように、許可されないと使用されません。不安な方は以下をチェックしてみてください。
1. 共有おすすめ情報のページにアクセスする。
先ほどから示しているこちらのページです。
2. アクティビティのチェックが外れていることを確認する。
下にある広告内の共有おすすめ情報のチェックボックスが外れていることを確認してください。
3. 外れていればそのまま、入っていたらチェックを外して保存。
これで今の所、情報が使われる心配はありません。また、18歳未満であればプロフィールが使われることはないのでご心配なく。
広告は関連性
Facebook広告はすでに人と人の関連性が出てくるものになっています。関連性はあるものとないものでは、CTRが変わると言われているほど、重要な要素なわけです。
それを踏まえて考えれば、Google+のデータに基づいて関連性のある広告を出すのは当然の流れと言えるでしょう。出稿側からすれば、ユーザーレビューのついた広告を出せるのですから、ただ出すよりも効果があると考えられます。
もちろん、プライバシーに関する懸念もあることにも、触れておかなければなりませんが、ソーシャルの繋がりを用いた広告によって、Googleに出稿する広告の効果上昇が期待できます。規約の変更が行われてからのことなので、11月11日以降から出稿できるようになるでしょう。AdWordsブログにて告知が行われると思いますので、気になる方はチェックしてみてください。