人を説得するにはデータが必要です。意思決定を行うにも、インバウンドマーケティングの有効性を認めてもらうのにも、きっとデータを示さなければいけないはずです。
今回は、そのインバウンドマーケティングに関するデータを集めました。ぜひ、ご利用ください。
検索エンジン最適化
- インターネットユーザーの61%が製品をオンラインでリサーチしている。(Interconnected World: Shopping and Personal Finance, 2012)
- オンラインで購入する44%の人は検索エンジンを使っている。(Interconnected World: Shopping and Personal Finance, 2012)
- 毎月1310億回検索が行われている。(Comscore, January 2010)
- テレビ視聴者の57%が、テレビを見ながらインターネットをしている。 (Nielson, 2009)
- 検索エンジンを使う70%の人が、オーガニック検索の結果をクリックしている。(Marketing Sherpa, February 2007)
- 60%の人が、検索上位の3つしかクリックしない。(MarketingSherpa, February 2007)
- 75%の人は検索結果の1ページ目であってもスクロールを行わない。(MarketShareHitsLink.com, October 2010)
- 2010年の検索連動型広告のCTRは2%。(Convario, January 2011)
- ブログを行っている企業は、そうでない企業よりも97%多くのインバウンドリンクを得ている。(HubSpot State of Inbound Marketing Lead Generation Report, 2010)
- ウェブサイトで401-1000ページを持っている企業は、51-100ページしか持っていない企業と比べて6倍以上をリードを得ている。(HubSpot Lead Generation Lessons from 4,000 Businesses, 2011)
ブログ
- ブログの更新回数は顧客の獲得に影響があります。1日に複数回ブログを更新した企業の92%は、ブログを通じて顧客を獲得しました。(HubSpot State of Inbound Marketing, 2012)
- ブログを読む人は、世界的に増え続けています。(eMarketer, August 2010)
- マーケターの81%が自分のブログを便利以上だと評価した。(HubSpot State of Inbound Marketing, 2012)
- 3年前よりもブロガーは31%増加しています。(eMarketer, August 2010)
- アメリカ人の46%は1日1回以上ブログを読んでいる。 (HubSpot Science of Blogging 2010)
- 多い人は5-10のブログを読んでいる。(HubSpot Science of Blogging, 2010)
- アメリカ企業の40%は、マーケティングを目的としたブログを持っています。(eMarketer, August 2010)
ソーシャルメディア
- B2Bマーケターの84%はソーシャルメディアを使用しています。(Aberdeen)
- 59%のマーケターは週に6時間以上、ソーシャルメディアを使用しています。(Social Media Examiner)
- 53%のソーシャルメディアマーケターは成功の要因に関して分析を行っていない。(Awareness, Inc.)
- 52%のマーケターはソーシャルマーケティングの最大の不満はROIの測定が難しいことにあると思っている。(Adobe)
- 96%はファンとフォロワーの測定、89%はトラフィックの測定、84%はメンションの測定、55%はユーザーボイスのシェア、51%は感情のトラッキングを行っています。(Awareness, Inc.)
- マーケターの42%はFacebookをビジネスにとって重要な課題だと考えている。(State of Inbound Marketing, 2012)
- Facebookを重要なビジネス上の課題だと考えている企業は75%増加した。(State of Inbound Marketing, 2012)
- 6ヶ月でソーシャルメディアの重要性が、より高まったと62%のマーケターは考えている。(State of Inbound Marketing, 2012)
- ソーシャルメディアは、アウトバウンドマーケティングよりも倍以上リードクローズレートが高くなっています。(State of Inbound Marketing, 2012)
- B2Cは77%、B2Bは43%がFacebookから顧客を獲得しています。(State of Inbound Marketing, 2012)
- Facebookを通じて最も多くの顧客を獲得した業界は、小売業です。(State of Inbound Marketing, 2012)
- マーケターはFacebookでリードジェネレーションで苦悩しています。(State of Inbound Marketing, 2012)
- アメリカのソーシャルメディアユーザーの80%はFacebookを通じてブランドと関わることを好みます。(State of Inbound Marketing, 2012)
- 企業の46%はビジネスタイムラインへ新たに、ユーザーとの関係を築くという行為を加えました。(Simply Measured)
- Facebookのビュー:コメントの比率は9:1です。(Buzzfeed)
- Facebookへの自動投稿は、いいね!やコメントを70%低下させます。(Digital Buzz Blog 2012)
- Google+は2012年4月の段階で1億7000万人のユーザーがいました。(Google)
- Google+は最初の3週間で2000万人のユーザーを獲得しました。(comScore)
- 2012年1月、アメリカ人の平均Google+の平均滞在時間は3.3分でした。(eMarketer)
- +1ボタンを設置したウェブサイトは、そうでないサイトよりGoogle+からの訪問者が3.5倍多くなりました。(HubSpot)
- Google+の2大ユーザーグループは大学生とソフトウェアディベロッパーです。(Remcolandia)
- Google+ユーザーの63%は男性です。(Remcolandia)
- マーケターの40%以上は、Google+はビジネスにとって有用であるとレポートしています。(HubSpot 2012 State of Inbound Marketing Report)
- 2012年末にはGoogle+のユーザーは4億人に到達しました。(Remcolandia)
- Pinterestはアメリカのトラフィックの中で、3番目に大きなソーシャルメディアになっています。(Experian)
- 2012年2月にはPinterestのユーザーが1040万人になりました。(AppData)
- 80%のピンがrepinです。(RJMetrics)
- PinterestはTwitterと比べて2~3倍以上の早さでユーザーを集めています。(RJMetrics)
- Pinterestのデイリーユーザーは2012年初頭から145%増加しました。(Mashable)
- 2012年1月、アメリカ人のPinterest平均滞在時間97.8分でした。(eMarketer)
- Pinterestを日常的に利用しているユーザーの20%はFacebookとコネクトしています。(AppData)
- Pinterestユーザーの80%は女性です。(comScore)
- Pinterestの推定ユニークビジターは2011年12月9日から429%増加しました。(Compete)
- 新規のPinterestユーザーは訪問回数は多いものの、数が低下しています。(RJMetrics)
- Pinterestユーザーの30%は25-34歳の女性です。(Ignite)
- アメリカのPinterestユーザーは典型的なソーシャルネットワーカーよりも中西部の州に住んでいる可能性が高いです。(comScore)
- アメリカにおいてPinterestで関心を集めているのは、工芸品、ギフト、趣味やレジャー、インテリアデザイン、ファッションデザイナー、コレクションについてです。(Ragan.com)
- 2012年1月、Pinterestは3.6%がリファラートラフィックだと述べています。(Shareaholic)
- 2011年6月から12月にかけて、小売業におけるPinterestからのリファラートラフィックは389%増加しました。(Monetate)
- 2012年1月、Pinterestの合計ユニークビジターは1171万6000人に達しました。(comScore)
- 月間ユニークビジターが1100万人になり、Pinterestは単一のウェブサイトにおいて最も早く1000万人を集めています。(PR Daily)
- CTA(アクションの呼びかけ)を行うとエンゲージメントが80%増加します。
- チュートリアルとガイド、DIYやレシピのピンは他のものと比べてCTRが42%高くなります。(Pinerly Study)
- トレンドに関連するピンは、CTRが平均で94%増加します。(Pinerly Study)
- 最適な日中のピン時間は午後2~4時です。(Pinerly Study)
- 最適な夜間のピン時間は午後8~午前1時です。(Pinerly Study)
- Pinterestを参照する訪問者は、FacebookやTwitterなど他のソーシャルメディアと比べて購入する可能性が10%高くなります。(Wayfair)
- Pinterestによるリファラーは、非ソーシャルチャネル、検索などよりも70%以上多くなります。(Wayfair)
- 2012年3月、Google+からのリードコンバージョンは9%に対して、Pinterestは15%でした。(HubSpot)
リードジェネレーション
- eBookのCTAは、メールによるウェビナーのプロモーションよりCTRが2倍になります。(HubSpot)
- 30以上のランディングページを持つ企業は、10以下の企業とくらべて7倍以上リードを獲得できます。(HubSpot)
- 48%のマーケターは新規のマーケティングキャンペーンごとに、新しいランディングページを作成しています。(MarketingSherpa)
- B2B企業の68%は、新しい売上やコンバージョンを獲得するためにランディングページを使用しています。(MarketingSherpa)
- ランディングページの16%は、ナビゲーションバーがありません。(MarketingSherpa)
- オファーの48%は複数のオファーを提示しています。(MarketingSherpa)
- 42%はオファーに関連した画像がランディングページに無く、ノンクリッカブルです。(MarketingSherpa)
- 31-40のランディングページを持っている企業は、1-5しかランディングページを持っていない企業と比べて7倍のリードを獲得しています。(HubSpot)
- 40以上のランディングページを持っている企業は、1-5しかランディングページを持っていない企業とくらべて12倍のリードを獲得しています。(HubSpot)
リード管理
- クオリファイドリードの50%は、まだ購入を行いません。リードの25%が購入を行うようになるようにしましょう。(Gleanster Research)
- フォレスターリサーチ社のJeff Ernst氏はマーケターの約5%はマーケティングオートメーションソリューションを使うようになるだろうと想定しています。(Source: Forrester Research)
- 売上の35-50%は一番最初に反応したベンダーに行きます。(InsideSales.com)
- リードの79%は顧客になりません。これはリードナーチャリングが欠如しており、パフォーマンスが低くなったことが一般的な原因です。(MarketingSherpa)
- B2Bマーケターの61%は営業に全リードを任せますが、クオリファイドリードになるのは27%です。(MarketingSherpa)
- B2B企業の56%はリードが顧客となるか検証した上で営業に渡しています。(MarketingSherpa)
- B2B企業の68%は、営業に渡したリードのファネルを確認していません。(MarketingSherpa)
- 57%のB2B企業は、リードを顧客にするのを再優先課題だと考えています。(MarketingSherpa)
- 65%のB2Bマーケターはリードナーチャリングを構築していません。(MarketingSherpa)
- 79%のB2Bマーケターはリードスコアリングを行っていません。(MarketingSherpa)
- リードナーチャリングを得意とする企業は50%売上が増加し、コストが33%低下しました。(Forrester Research)
- リードナーチャリングを行っている企業は、そうでない企業に比べて購入に至る可能性が47%高くなります。(The Annuitas Group)
- リード管理を自動化している企業は、6-9ヶ月で利益が10%増加しました。(Gartner Research)
- 46%のマーケターはリード管理のプロセスと営業チームによるフォローアップをできるようにしており、75%多くのリードジェネレーションを行っています。(Forrester Research)
- マーケターの25%がリード管理プロセスを持っており、営業チームは1日以内にコンタクトを取るようになっています。持っていないマーケターは10%がフォローアップを行っています。(Forrester Research)
- リードジェネレーションと管理を行える企業は、ノルマ達成率が9.3%高くなっています。(CSO Insights)
- 関連性のあるメールは、そうでないメールと比べて、18倍の効果があります。(Jupiter Research)
- パーソナライズされたメールはCTRが14%、コンバージョンレートは10%高くなります。(Aberdeen Group)
- イベントをトリガーとしたマーケティングは、ダイレクトメールの予算と比べて80%少なくできます。(Gartner Research)
- リードナーチャリングメールは、そうでないものと比べて4-10倍のレスポンスが得られます。(SilverPop/DemandGen Report)
- リードナーチャリングメールのCTRは8%だったのに対して、そうでないものは3%でした。(HubSpot)
- リードナーチャリングメールで、セールスファネルにいない人に対して購入を勧めると、メールの購読解除レートが高くなります。(HubSpot)
- リードナーチャリングを得意とする企業は、営業担当者の割り当てが9%多くなります。(CSO Insights)
- リードナーチャリングを受けた人は、そうでない人よりも20%購入機会が多くなります。(DemandGen Report)
メールマーケティング
- 80.8%のユーザーがモバイルからメールを読んでいます。(HubSpot)
- 12%の人は、仕事と個人用で異なる受信ボックスを使用しています。(HubSpot)
- 回答者の50%以上が全てのメールを読んでいます。(HubSpot)
- 最もクリックされたのはリードナーチャリングタイトルと文字が、本文に使われていたものです。(HubSpot)
- タイトルに相手のファーストネームを入れると、CTRが高くなります。(HubSpot)
- タイトルに企業名を入れると、CTRが高くなります。(HubSpot)
- 88%の人は、HTMLメールを好みます。(HubSpot)
- 65%の人は、関係性のある画像を含んだメールを好みます。(HubSpot)
- 土曜日はCTRが最も高く、9%以上になります。日曜日は9%以下です。(HubSpot)
- 午前6時は最もCTRが高くなります。(HubSpot)
- 最も購読解除レートが高いのは土曜日です。(HubSpot)
- ボタンを設置し、クリックを促すことでCTRが高くなります。(HubSpot)
マーケティングオートメーション
- B2Bマーケティングオートメーションの業界は2011年に3億2500万ドルにまで成長しました。これは2010年とくらべて50%以上の成長です。(Raab Associates)
- マーケティングオートメーションを採用する企業は、2015年までに50%増加するでしょう。(Sirius Decisions)
- マーケティングオートメーションはCRMに関連するものの中で、最速の成長を遂げています。(Focus Research)
- 2020年までに、顧客の85%は人間と話すことなく管理されるようになるでしょう。(Gartner Research)
- 2011年の調査では、50%がマーケティングオートメーションへの投資を行っておらず、プラットフォームのポテンシャルを最大限に引き出していると答えたのは25%以下でした。(Focus Research)
- クオリファイドリードの50%は購入の準備が完了していません。(Gleanster)
- 平均的なセールスサイクルは5年間で25%、プロセスが増加しています。(Sirius Decisions)
- B2Bマーケターの2/3は、一番の課題に意思決定者といかにして関係を持つか、ということをあげています。(Forrester Research)
- B2Bマーケターの47%は全リードのうち4%がクローズしているメトリックを知りません。(Forrester Research)
- 89%のマーケターはメールがリードジェネレーションにおいて主要なチャネルだと答えています。(Forrester Research)
- B2Bにおいて、受信トレイへメールへのデリバリーレートが75%に達成することは、大きな課題です。(Forrester Research)
- CRMとマーケティングオートメーションの統合を行っている企業は、33%に過ぎません。(The Experts Bench)
- CMOの64%はマーケティングオートメーションするためのプロセスや管理方法を持っていません。(The Annuitas Group)
- マーケティングオートメーションを実現し、リードジェネレーションを行っている企業は、クオリファイドリードを451%増加しました。(The Annuitas Group)
- マーケティングオートメーションは、15%時間を節約できます。(Gartner Research)
- マーケティングオートメーションは、マーケティング途中からの離脱を5%削減します。(Gartner Research)
分析
- CMOはマーケティング予算の8%を費やし、今後3年間に分析レベルの向上することを期待しています。(CMO Survey)
- マーケティング分析への支出は、2015年までに60%増えると予想されています。(CMO Survey)
- 2014年までに、大規模で複雑なマーケティングチームの40%以上は、統合されたマーケティングアプリケーションを開発するでしょう。(Gartner)
これは『Some Awesome Inbound Statistics that will Make You Rock』を翻訳したものです。