インターネット上でマーケティングを行い、世界で大きな成長を遂げようと考えているなら、従業員にソーシャルメディアの活用を促す必要があります。ソーシャルメディアは、あなたの企業文化や製品について、訪問者やファンが深く知るための機会を提供するマーケティングチャネルです。この効果は、あなたのビジネスと従業員が、より強く結びつくことで最大化されるのです。
マーケティングチャネルとして活用するには、コンテンツの公開告知や、従業員の日常生活を伝えるだけでは不十分です。従業員が愛を注いで働いていれば製品の価値は、高くなります。つまり、会社と従業員=従業員と製品/サービス=製品とサービスと顧客の図式が、あなたのビジネスを成功させる鍵となるのです。
従業員に窮屈な思いをさせないためにも、SNSを行う上でのマニュアルは必要最低限にすべきです。以下のチェックリストを参考にしてみてください。
スマートフォンからのアクセスを禁止にしない
2011年11月1日のアメリカでも、モバイルユーザーの40%はスマートフォンを使っていました。つまり、従業員の10人のうち4人はスマートフォンを使って、職場からソーシャルメディアへアクセスしている可能性が高い、ということです。
補足
日本のデータでは、2013年6月にIDC行った調査で、端末別の普及率はスマートフォンが49.8%となっています。
日本のスマホ普及率は49.8%に(ITmedia)
最初に動いた者が勝つ!
ソーシャルメディアへの職場からのアクセスをブロックしている企業は、ソースごとに異なりますがアメリカ企業の50%が行っています。最初にこのブロックを解除し、動いた人が、ソーシャルメディア上において、その業界のアドバンテージを獲得できます。
マーケティング範囲の拡大
従業員は、ブランドに対しての最大のファンで、ブランドのリーチを拡大するための“フリーマーケティングリソース”です。エンタープライズ企業は新しい戦略を行う際、まずはソーシャルメディアを活用し始めます。Dellは良い例で、ソーシャルメディア上で、会社を代表して話すことの出来る従業員5600人を認定したとDreamForceで発表しました。
新しいチャネルのコミュニティを築く
ほぼ全ての部門でソーシャルメディアへアクセス出来る恩恵を受けられます。
- 営業チーム:有望な見込み顧客や、クライアントに対して有益なコンテンツを共有できます。
- マーケティング/広報:ビジネスのプロモーションを行い、リードジェネレーションの一環として活用できます。
- 人事:人材募集の際、ソーシャルメディアを活用することでミスマッチを防げます。
- その他:ブランドや会社のニュースを広めてもらえます。
これらの条件は、それほど難しいものではありません。新しくソーシャルメディアを活用するために、会社という組織のしがらみは壁となることもあるでしょう。しかし、それを乗り越えたときに、大きなメリットがあります。先駆者利益が大きいソーシャルメディアを始めるなら、“今”を除いてないのです!
これは『4 reasons Why Companies Should Give Social Media Access To Their Employees』を翻訳したものです。