戦略を行うための理想的なリーダーは、どんな人間なのか?
インバウンドマーケティングのプラチナ代理店element threeは、そのひとりとしてBrad Steves氏をあげています。
『Strategic Leadership – 4 Key Takeways from Brad Steves』を参考に見てみましょう。
Brad Steves氏について
NBA(National Basketball Association: 北米プロバスケットボールリーグ)のBoston Celticsのヘッドコーチ。自分や相手チームの分析に多くの時間を費やし、新しい戦術や新人の起用を積極的に行い、チームプレイに重点を置いたプレイスタイルをすることから、“コーチングの天才”とも呼ばれています。
参考:Wikipedia
1. 目標を定義する
何をしたいか? どこに行きたいか? 目的は何なのか? 目標を立てなければ計画性のある行動や、収益を増やすための戦略の立案や実行が極めて困難になります。まずは大きな目標を立てて、それを達成するために小さな目標を通過点として設置しましょう。Stevesはナショナルチャンピョンという大きな目標を持ち、次の試合に勝つという“小さな目標”を次々にクリアしていったのです。
2. 準備を整える
目標の場所が分からなければ、どのような道を歩むべきか分かりません。効果測定や分析に多くの労力を費やした理由の大部分は、そうした理由によります。Stevesの場合は、選手が試合中にどんな動きをしていたか? 試合のビデオを見ながら、10人の選手の動きを何度も何度も見返しました。目標を達成するためには、どの部分を改善すればよいのか? 目標達成の準備を整えていきました。
3. 分析と調整
目標を定義したら、戦略を立案し、実行するための準備をしましょう。達成するためには、数ヶ月~年単位の時間を要するかもしれません。時間がかかるため、その間に本当に目標に近付いているのか、という不安に駆られることもあるでしょう。完璧を期すためには、実行しながら、その効果をトラッキングする必要があります。なぜ、そうなったのか? なぜ、目標を達成できないのか? 戦略の良い部分、悪い部分を分析し、戦略に修整を施しましょう。
4. 責任
優れた戦略家やリーダーの“終焉”は、肖像画に見ることができます。彼らが優れた指導者足り得た理由は、“弁論”ではなく“行動”で力量を示したことにあります。さらに、最も重要なのは、自分の判断ミスや誤りを認められることです。
まとめ
- 目標を定義する
道筋を定めるために、目標を決めましょう。その際に“小さな目標”を作り、少しずつ少しずつ前進できることが重要です。 - 準備を整える
目標達成のために、何が必要になるのかを見極めて準備を整えましょう。 - 分析と調整
実行しながら効果を分析しましょう。その分析結果を見ながら、戦略や戦術を随時修整する必要があります。 - 責任
自分の判断ミスや誤りを認められる器量を示し、どうやってリカバリーするのかを考えましょう。
(Photo: President Obama Visits Ellicott Dredges on Jobs Tour by Maryland GovPics)