平均的なLinkedInユーザーは、週に3〜4時間アクセスしています。このソーシャルメディアの素晴らしいところは、多くのユーザーが自分のビジネスを高めるために、コミュニティで専門家を探している、ということです。
多くの人はグループに参加していますが、プレミアムアカウントの料金を支払っていません。つまり、LinkedInユーザーの大半はクライアントや将来のクライアントを助けるために活用しているのです。
有望な見込み顧客と繋がることに、何ら制限がありません。こうした人と近付く最良の方法は、グループに入り、フォーラムの質問に対し、解決策を示すことです。そうして得た見込み顧客と契約を結ぶには、助けとなるような有益なブログや教育的なコンテンツが必要となります。そうしたブログやコンテンツは、あなたのネットワークを大きくするにも役だってくれます。つまり、ビジネスと自分自身を、インバウンド化するのです。
ソーシャルメディアで最初に主張すべきは、あなたの製品やサービスではありません。あなたの持つアイデアや他の人が知らない情報を共有することです。なぜなら、“Get Found(見つけてもらう)”されたいのであれば、まずは、あなた自身をプロモーションする必要があるからです。これは多くのソーシャルメディアで言えることです。あなたのスキルや、出来ることを知ってもらうことによって、ひとつのブランドとなれます。これを“インバウンドセールス”と呼んでいます。
どうやって自分をインバウンド化するのか?
- インターネットで手に入る役に立つ情報を、投稿し続ける。
- 独自のフォーラムやグループを作り、参加を促してみましょう。そして、アイデアやケーススタディ、ソリューションポイントを提示します。
- 簡単に共有できるオリジナルコンテンツを作成しましょう。
- コンテンツを作り続けられる環境に身を置くため、インスパイアをくれる人をフォローしましょう。
- ヒントやeBook、ケーススタディ、ソリューションを提供し、問題をリアルタイムに解決しましょう。
- 解決のためのキットやテンプレート、ワークシート、サンプルなどを提供することで、ペルソナがインターネットを5時間彷徨わなければいけないという徒労を、あなたが一瞬で解決することができます。少しずつ信頼を獲得しましょう。
要するに、フォロワーが何に興味を持つだろうかということと、あなたの頭にある多くのコンテンツを整理し、“探すことに時間をかける”行為を短縮するわけです。これはビジネスソリューションのアイデアを考える練習にもなります。
ブレインストーミングを練習しよう
エレベータースピーチを知っていますか? エレベーターでこれから会議する相手と一緒になったと仮定し、30秒で製品やサービスのセールスポイントを説明する、というものです。
McAfeeのKathy氏は、特にオンラインではエレベータースピーチが必要となる、と述べています。
最も重要なことは何か? それは、全体像を見ることです。一度、全体図を紙やボードに描いてみましょう。あなたのサービスを価値を理解するための一番手っ取り早く、正確な方法です。さらに、一部の欠点が見つかり、サービスの改善にも繋がります。
これは『How to Inbound Yourself in LinkedIn』を翻訳したものです。