ブラックフライデーにウォルマートはモバイルの顧客を3倍に増やした

先日アメリカは11月28日木曜日の感謝祭、そして29日のブラックフライデーを迎え、クリスマスセールが始まりました。ニュースリリースによれば、感謝祭の日には、Walmart.comが約4億PVという驚異的な記録を出しています。さらには、18時〜22時にかけて、EC内で1000万の登録トランザクションが行われていることが明らかになりました。

【ウォルマートプレスリリース】:  Black Friday Shoppers Have Spoken: Walmart Delivers Biggest Shopping Day of the Season

VentureBeatによれば、全体トラフィックのうち53%はモバイルからもたらされているとのこと。また、初めてモバイルから購入する人は、前年と比べて3倍に増えたとしています。

Mobile rules Walmart: Accounted for 53% of Thanksgiving traffic, new mobile customers up 3 times(VentureBeat)

comScoreによれば、2013年3QのモバイルによるECは前年比で13%成長しています。モバイルコマースは、タブレットと合わせて58億ドル増加しています。その割合はスマートフォン62%、タブレット38%と書かれています。普及率(モバイル:タブレット=22%:6%)を考えれば、タブレットユーザーの購買力は高そうです。

comScore Reports $47.5 Billion in Q3 2013 Desktop-Based U.S. Retail E-Commerce Spending, Up 13 Percent vs. Year Ago(comScore)

One In Every Five People In The World Own A Smartphone, One In Every Seventeen Own A Tablet(LORD OF THE NET)

すでにどこでも提言されていることではありますが、モバイルとタブレットの重要性は年々どころか刻一刻と高まっています。今年のウェブサイトデザイントレンドを見ても、モバイルへの最適化が鍵と言えます。

また、店内でスマートフォンを使いながら製品の情報を検索しているユーザーは79%にのぼるというデータもあり、ECサイトだけでなく、ウェブサイトも対応させることは必須です。見ているサイトが、企業のウェブサイトだけとは限りませんから、ブログ等で新鮮な情報を発信し、検索エンジンで見つけてもらえるようにしましょう!

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