先日、Facebookは記事コンテンツを重視したニュースフィードアルゴリズムを導入したことを明らかにしました。これに関連するものが、Facebook for Businessで公開されています。
その中で、人々はニュースフィードで毎日平均1500個の記事を見る可能性があり、投稿が氾濫しているとしています。そのため、ニュースフィードで適切なコンテンツを適切なタイミングで表示するよう、記事のクオリティに焦点を当てたアップデートを継続的に行うだろうという見解を示しています。その結果として、多くのページでオーガニックリーチが減少する可能性を示唆しました。
どうするべき?
Facebookだけでなく、現在のウェブ全体を踏まえた上で、あなたのウェブサイトをメディア化する必要があると考えます。
誰もが知っている大手企業ならともかく、多くの企業は検索やソーシャルメディアを経由して初めて知ってもらえるものです。いわゆる“企業案内”としてのウェブサイトでは、検索エンジンで表示されたり、ソーシャルメディアで共有されるようなコンテンツは、ほとんどありません。つまり、認知してもらえない状況にあります。
重要なコンテンツを発見してもらうために、あなたのウェブサイトをメディアとし、常に情報を発信しましょう。そこで発信した情報を、Facebookを始めとするソーシャルメディアで共有することをオススメします。
これまでのニュースフィード最適化は、Facebook内で行っていましたが、今後のニュースフィード最適化はFacebook外で行うことの方が重要になりそうです。
Facebook for BusinessとFacebook Developersのアップデート
Facebook for Business
Facebookに関するマーケティングニュースや情報を発信するFacebook for Businessの日本語ページがリリースされました。現在、日本語と英語を含む11ヵ国語で見ることができます。Facebookの言語設定から、表示する言語を変えることも可能となっているので、他国の事例を知りたいときは言語設定を変えてみましょう。
Facebookマーケティングを見るのなら、まずはここから!というページができましたね。12月9日15時の段階では、言語に対応したという記事のみですが、今後増える記事に期待しましょう!
Facebook for Developers
Facebook Developersがアップデートするというアナウンスがありました。今後数週間のうちに行われるとのことです。具体的には、新しいデザインやインターフェースによって、以下のことが簡単になるようです。
- アプリケーションの管理とFacebookインテグレーションの設定
- ドキュメントへのナビゲーション
- Facebook App Centerへのアプリ提出を簡略化
- バグの発見と報告の高速化
- 最新のアップデートやニュース
マーケターとディベロッパー向けの情報を強化したFacebook。変化が早いプラットフォームなので、最新情報は見逃さないようにしましょう!
FeedlyのようなRSSにブログを登録しておくことも忘れずに。(Facebook for BusinessはRSSで読み込めないようですが)