Twitter関連のネットスラングにエゴサーチ(通称エゴサ)という言葉があります。自分の名前(エゴ)で検索(サーチ)を行い、自分について言及しているツイートを見つけ出すことです。
Twitterの公式や、サードパーティのアプリでも検索を行うことは出来ます。しかしどうにも使い勝手が悪いなあと思っていましたが、TABROIDさんが紹介していたegobirdを使ってみました。
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
価格: 無料
まずは公式にアップロードされている動画を見てみましょう。
ポイントは以下の5個。
- タブの切り替えが簡単
- マルチアカウントに対応
- 検索だけでなくレスポンスも送れる
- 検索結果をEvernoteに保存できる
- NGワードやアカウントの設定が簡単に行える
特に便利なのはNGワードの設定だと思います。Twitterの公式検索だと、NGワードや特定のアカウントを除くことが出来ません。高度な設定から、より細かな条件を決めるくらいが精々です。これの何が問題かと言えば、例えばURL(ex: www.hivelocity.co.jp)を検索するときに、自分のアカウントでツイートしたものが引っかかってしまう可能性があります。これを防ぐために、NGアカウントとして自分のアカウント(@hivelocityinc)を追加できます。
実際に使ってみる
初回起動時に使い方が表示されます。
で、一番最初に出てくる画面がこちら。表示のサンプルとして見てみましょう。ちなみに上の広告は300円のアプリ内課金で消すことができます。課金した場合、検索対象の数を無制限に増やすことも可能です。
検索ワードを入れてみる
それでは早速、検索したいキーワードを入れてみます。設定を開き、検索条件から新規作成をタップ。
まずは検索ワードを追加。記事を共有した人を見つけるため、www.hivelocity.co.jpを入力します。
NGワードを設定します。特にNGとしたいキーワードがない場合は、何も入力せず次へをタップします。
自分達を除外するために、NGユーザーに自分のアカウントを追加し、次へをタップします。複数のアカウントがあったり、NGにしたい他のユーザーがいるなら、それも入力しておきましょう。
最後に絞り込みの条件を決めます。強いていうならリンクを含むツイートが該当しますが、URLで検索をかけているため、“なし”のまま次へをタップして、設定完了です。
設定が完了すると、先ほどのように検索結果が現れます。保存するもよし、リプライを飛ばすのもよしです。
使い方を考えてみる
共有のモニタリングの他にも、以下のような使い方が考えられます。
- 会社のエゴサーチを行う:共有と並ぶ基本的な使い方。質問を見つけたらリプライで答えてみましょう。有益な情報であれば、ReTweetして拡散するのも有効です。
- キーワードの検索を行う:キーワードの検索を行って、疑問を見つけたら、それをブログのネタにしてみましょう。ひとりが疑問を持っていれば、多くの人も同じような疑問を持っています。
- 競争相手のモニタリング:競争相手のキーワードを設定しておくことで、動向や評判をモニタリングすることができます。
最後に
ビジネス向けのTwitterクライアントだと、hootsuiteあたりが人気ですが、それよりも細かな検索を行うことが出来るので、使い勝手が良い感じです。
業界の著名人だけを見たいとか、特定ユーザーの検索というのが出来ると、さらに利活用の範囲が広くなりそう。Twitterのモニタリングを始めたいという人が気軽に導入できるので、最初の一歩、優良アプリとしてオススメします!
egobird(PSOFT MOBILE)