Googleは12月19日、1ドルから寄付を行うことができるスマートフォンアプリ『One Today』をローンチしました。iOSとAndroid、両方のアプリストアで公開されていますが、残念ながら日本からはダウンロードすることができません。このあたりは先日導入されたFacebookの寄付機能と同じく、法律の関係だと思われます。
Googleは、このアプリをローンチした理由を、次のように述べています。
Googleは長年にわたって非営利団体を支援し、より良くするというコミットメントを行っています。One Todayは、非営利団体に対して寄付することが簡単となり、ユーザーに対しても寄付を簡単に、そして楽しい経験にすることができます。
決済機能にはGoogle Walletが使われており、1.9%の決済手数料が取られるとのことです。
One Todayで寄付を受けられる非営利団体は全てGoogle for NonProfitsに登録されているものです。参加資格のガイドラインを読む限りだと、日本の非営利団体は参加できないため、参加資格が拡大しないとOne Todayから募金を受けることはできません。
- アメリカ、イギリス、またはウェールズに拠点を置いていること。
Eligibility guidelines(Google for NonProfits参加資格の一部)
多くのプロジェクトの中から良いものを探して寄付できるGoogleと、ファンとなっているページに寄付できるようになったFacebook。インターネットが人を簡単に繋げられるように、寄付も簡単にしていくのでしょう。
(Photo: One Today)