Shopifyはカナダに本社を置く企業であり、同時にその企業が提供するサービスの名称です。
そのサービスのウリはなんといっても、お手軽にオンラインショップを開設することができるところにあります。
では、お手軽とは具体的にはどういうことか？ という点を、今回はご紹介したいと思います。
Shopifyのここがスゴい！
オンラインショップを開設、と聞くとやはりプログラミングの技術やデザインセンスなど、多くのスキルを求められると思ってしまう人が多いかと思います。実際、初心者が一から作るとなったら、たくさんの知識や時間が必要になるでしょう。
ですが、それらの問題はShopifyを使えば問題は解消されるのです。
まず、Shopifyにはオンラインショップを作る際の骨組みは最初から備えられています。なので、ユーザーはプログラミングのスキルを求められることもなく、手軽にショップの開設をすることができます。
さらに、Shopifyにはデザインやメールの文面に多彩なテンプレートも用意されており、少しのカスタマイズで簡単にオリジナリティ溢れるオンラインショップを作り上げることができます。
またShopifyにはShopify Paymentsという決済システムが備えられており、PayPalなど他のオンライン決済サービスに登録するという手間を省くことができ、よりお手軽に買い物をすることができます。
これらの特徴から、やはり反響は大きく、Shopifyを利用した店舗は、去年の時点で２５０００店舗を超え、今もなお衰えることなく伸び続けています。
Shopifyの利用金額,手数料
Shopifyの登録プラン、そしてそれぞれの利用金額は以下のようになります。
また、BASICプランには2%、PROFESSIONALプランには1%の取引手数料がかかります。
つまり、一定以上の取引を行うならば、支払代金の受け取りに国内ならば3.6%+40円、海外ならば3.9%+40円の手数料がかかるPayPalや、1 回の取引につき 5% または 1.9% + 固定料金のより少ない方が 手数料として請求されるGoogle Waletなどに比べてお得だといえます。
Shopify POS
前述した通り、Shopifyはとても便利でお得なサービスです。が、便利なサービスにはやはり需要があるため、類似のサービスやシステムなどは、日々増え続けています。その中でもShopifyのお手軽さは業界トップレベルなのですが、さらに、Shopifyには特別な強みがあります。
このシステムはipadの無料アプリケーションです。
Shopifyで出品した商品を販売することができるアプリで、主に小売店などでの使用が便利です。クレジットカードリーダーを使用することでこのアプリで支払い等も完全に済ませることができます。
利用のイメージ動画です
これからのShopify
このように、Shopifyは手軽なオンラインショップ開設の代表のようなサービスであると同時に、個人ないし少数で経営するオンラインショッピングの新たなスタイルをも形成しようとしています。
ですが、このShopify、日本語のオンラインショップを開設することは可能ですが、まだ日本バージョンというものは存在していません。なので、日本でやる分にはまだお手軽、とはいかないかもしれませんし、現に日本にも類似のサイトはあり、そちらを使った方が楽な場合もあるかもしれません。
けれど、Shopifyの強みというものはやはりShopfyだけのものなので、お時間に余裕があり、オンラインショップの開設に興味がある方は、一度試してみることをオススメします。